最初に訪れたのは海遊館です。
海遊館は世界最大級の水族館で、館内では約620種、3万点の動植物が観察できます。
また、中央の水槽にはジンベエザメや大型の魚などが悠々と泳いでおり、生き物の自然な姿と豊かな生態系を再現した展示を楽しめる場所です。

うだるような暑い日でしたが、海遊館の中はとても涼しく、暑さを忘れられるぐらいひんやり気持ち良い空間でした。
日本では見ることができない珍しい魚や生き物が各水槽に展示されており、参加した生徒は興味深そうにまじまじと見つめていました。

中でも見どころは巨大なジンベエザメ！

雄大なその姿に、みんな巨大な中央の水槽に釘付けになっていました。
中には自前のカメラを持参してシャッターを切る気合の入った生徒も！
できあがった写真データが楽しみです。

お昼ご飯を食べて、午後からはひらめきスタジオSPARKに移動。
ひらめきスタジオSPARKは、関西の中でも屈指のゲーム数を誇る謎解き施設です。1コンテンツ1時間以上あるものや、グループで挑戦するものなど、難易度もさまざまあり、謎解きベテランから初めての方まで幅広く楽しめます。

早速、グループメンバーや他のグループとも協力しながら謎解きにチャレンジしました。
宝箱を探したり、監獄から脱出したり、謎の事件を解決したりとテーマに沿って知恵を絞りながら楽しみました。
「あともう少しでクリアできたのに！」の声があちこちから聞こえてきていました。

知識ではなく、頭の柔らかさや他の人と協力しながら物事を進める力が求められる謎解きは、どこか通学コースで取り組む課題解決型学習（PBL）「プロジェクトN」に近いものを感じました。
生徒からも「ちゃんと時間配分して役割分担すれば良かった〜」という声が聞こえてきたので、謎解きを通してもグループワークの力が養われそうで、あなどれませんね。

今回は展示とアクティビティという2つの異なる体験を1日に盛り込む試みでしたが、参加した生徒たちは大満足の様子でした。実際に生徒からも「1日で2つの施設を体験できて充実感がとてもありました」という感想を聞くことができました。
また、謎解きでは「難しくて全て解けなかったのでまたチャレンジしに行きたい」、「普段キャンパスで顔は知っているけど話したことがない人とも、協力しながら楽しむことができた」などの声があり、新たなアクティビティの体験を通して、交友関係が生まれる良いきっかけとなったことがわかりました。


暑い中の校外学習でしたが、学びや発見に溢れた夏の素敵な思い出になったのではないでしょうか。
残りの夏も生徒一人ひとりが満喫し、元気な姿で新学期を迎えられることを願っています。


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