皆さん、こんにちは！名古屋キャンパスです。
名古屋キャンパスでは、毎週オリジナル活動として美術部の活動を実施しています。

1週間に一度の活動で、主に６時間目のプログラミングの時間に、クリエイターとして生きていくために必要なスキルの向上を目指して活動を行っています。
動画や本を見ながら実際に制作したり、お互いの作品を見せ合ったりしながら教え合っています。

美術部は主に2つの専攻に分かれており、イラスト専攻と写真専攻で活動しています。
2週間に一度テーマが出題され、そのテーマに沿ってイラスト制作や写真撮影を行っています。
また、描いたイラストや撮影した写真に個人別にフィードバックを行う時間があり、制作物に対して「良いところ・悪いところ・見たときの印象」を互いに書いて改善点を見出すことで他人から見た評価を認識する機会を作っています。

それぞれの活動内容について、詳しくお話ししていきます！


■写真専攻

写真専攻には、写真を撮影することが好きで、構図や撮影物の色合いなどに注目しながら楽しく写真を撮影する人が集まっています。

和気あいあいとみんなで喋りながらやっている時もあれば、時には真剣に写真を撮るなど活動の仕方はさまざまです。
「こうするともう少しかっこよく見えるんじゃないか」、「こうするともっと自分が近づけたい印象になるのではないか」とお互いをサポートし合っています。
時に友人、時にライバルとしてお互い切磋琢磨して、自分の実力を伸ばしています。

最近では

・〇〇に送るクリスマスカード
・S構図で写真をとってみる
・人物をレタッチした一枚

などのテーマに取り組みました。
特に「〇〇に送るクリスマスカード」がテーマの時は、メンバーそれぞれが送りたい相手にどんなクリスマスカードだったら嬉しいかヒアリングを行い、相手のニーズを考えながら写真を撮影する活動を行いました。
評価会では、それぞれが作成したクリスマスカードに「背景を少しぼかしたりして、奥行を出したらもっと良くなるかも！」「被写体になっているトラックの中にある世界観と、そこから飛び出たプレゼントやトラックの装飾がうまく表現できていると思います」というようなフィードバックがあり、より高みを目指してお互いにコメントすることができました。


■イラスト専攻

イラスト専攻には、絵を描くことが好きで、スキルを上達させようという気持ちがあふれる、向上心のあるメンバーが集まり、画力の向上に努めています。
2週間に一度出されるテーマでは、

・オーダーを受けよう
・〇〇に送る年賀状
・単語を組み合わせてイラストを一枚

などがありました。

私自身が実際やったテーマの中で上達したなと思ったことは、「デッサン」です。
私は小物を描くのが苦手で、傘や植物の葉の立体感をどうしても出すことができず、困っていました。
その時に、デッサンを実際にやってみたことで、自分の苦手だったことが「奥行きを出すこと」だということに気がつけたので、やってよかったと思いました。
苦手なことを改善できるように、これからも定期的にデッサンを取り入れていこうと思えたテーマでした。


ここからは、部員からのコメントを紹介したいと思います。
 
・美術部に入部したきっかけ
「メンターに『頼まれたものを描く力をつけるために、美術部に入った方がいい』と勧められたからです」 
「自分の実力を今よりもっと上にするために、そういうことができる部活や同好会に入りたいと考えていた時に、キャンパスに美術部ができました。
自分の技術を磨くことができる課題・テーマがあるという話をメンターから聞き、実際に部活の体験入部をして、入ろうと思いました」

・美術部に入部して良かったと思ったところ
「基礎的なデッサンから学べるところは、模写やデッサンが苦手な私にはありがたかったです。
他の部員の同じテーマから創られた、全く違う観点での作品を見るのも楽しくて好きです。
そこが美術部の良いところだと思います」
「他の友人や先輩たちから、フィードバックをもらうことができるところです。
自分の中にはなかった視点から、良いところとだめなところを教えてもらうことができて、自分の実力を上げるためにとても役に立っています。」



名古屋キャンパスの美術部は、出されたテーマに四苦八苦している人もいれば、自分なりに表現し楽しそうにやっている人もいて、十人十色です。
これからも、たくさんの技術を身につけ、自分の実力を着実に上げていきながら制作を楽しんでいきたいなと思います。