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N高・広瀬優一さん、初のタイトルを獲得
「第43期新人王戦」

~広瀬優一 新人王の特別インタビューも公開~

 

 

10月1日(月)に、日本棋院主催で開催した「第43期 新人王戦」三番勝負の第2局において、N高等学校 広瀬優一さん(二段)が、大西研也三段と対戦し、2連勝で優勝しました。

広瀬さん(二段)は、プロ3年目にして、今回初のタイトルを見事に獲得しました。

 

■第43期 新人王戦

https://www.nihonkiin.or.jp/match/shinjin/043.html

 

■決勝三番勝負

・第1局  9月21日(金) 東京・市ヶ谷 日本棋院本院「幽玄」 広瀬優一二段:白番中押し勝ち

・第2局  10月1日(月) 東京・市ヶ谷 日本棋院本院「幽玄」 広瀬優一二段:黒番4目半勝ち

・第3局  10月8日(月) 東京・市ヶ谷 日本棋院本院「幽玄」

 

 

【広瀬優一 新人王の特別インタビュー 】

 

―初タイトル獲得となる新人王を勝利した心境は?

 

「正直、びっくりしました。自分にはまだ実力が備わっていないと思っていたので、運で勝てたと思いました」

 

―予選、本選トーナメント、決勝三番勝負と長い道のりを振り返ってみて?

 

「初めから優勝を目標として挑みました。ただ、意識はあまりしないで挑めたかと思います。予選から決勝まで約11カ月の道のりでしたが、あっという間に終わった気がしています。予選が始まったらすぐに優勝できたという感じです

 

―今回の対局の良かった点は?

 

「決勝ということを意識せずに対局に集中できたことです」

 

―今回の対局の反省すべき点は?

 

「2局目の碁での判断ミスです。判断ミスはすぐに気づくことができ、結果として実力を出し切ることができましたが、今後気を付けてミスをしないように打ちたいと思っています」

 

―決勝三番勝負、前日の心境は?

 

「初の大舞台で、ワクワクしかしていませんでした。前日は研究会に参加し、強い棋士の方々と対局しました。あまり緊張もせずに前日はゆっくり寝ることができました。ただ、当日は手が震えました。その症状で自分が緊張していることに気づかされました」

 

―緊張を乗り越えるためにどうしている?

 

「対局に集中するように気を落ち着かせることを心がけました。深呼吸が効果的です。その日も深呼吸で気を落ちつかせました」

 

―初タイトルを獲得した喜びを誰に伝えましたか?

 

「家族です。喜んでくれました。その姿を見て、親孝行になったかなと思いました」

 

―対局前のルーティーンはありますか?

 

「1回の対局時間が長く、7~8時間は座ります。対局前日はジムで運動することで、体をほぐし、体力作りもしています」

 

―長時間正座できるものなのですか?

 

「さすがに長時間なので正座ではなく足を崩した状態でも可能です。ただ、長時間座りっぱなしなので、対局が終わった瞬間に体力が奪われたことを実感します」

 

―囲碁を始めたきっかけは?

 

「幼少期、広島に住んでいたのですが、その時に通っていた保育園で囲碁を教えてくれる方がいました。そこから興味を持って今に至ります」

 

―プロを目指したきっかけは?

 

「小学校3年生の時から院生となりました。その当時は通っていた囲碁道場で、対局相手、そしてライバルに勝ちたいという気持ちが強かったです。囲碁の楽しさと勝つということが好きで院生になりました。

本格的にプロを目指したのは小学校5年生からです。親元を離れて囲碁道場に住み込みで囲碁の勉強をしました。小学校にも通い、院生としてプロを目指し、中学生でプロになることができました」

 

―小学校5年生からプロを目指すなんてすごいですね。(院生として)日本棋院には週に何回通われるのですか?

 

「毎週土曜日、日曜日です。土日に行われる運動会やイベントごとに出ることができなかったのは少し残念でした。思えば囲碁しかない生活でしたね」

 

―普段から気を付けていることはなにかありますか?

 

「対局の日は普段通り(平常心)を常々心がけています」

 

―これからの目標は?

 

「世界大会での優勝、とくに『グロービス杯 世界囲碁U-20』(日本で唯一開催される世界大会で20歳未満の若手棋士による国際棋戦)で優勝することです!」

 

―最後にN高生にひと言お願いします

 

「自分なんかでいいんですか?……そうですね。N高生は、自分の時間をたくさん持てるのが良いところだと思います。その時間を使って皆さんも好きなことを見つけることができたら良いと思います」

 

 

―ありがとうございました。頑張ってくださいね!

 

【メディア掲載】

産経ニュース 広瀬優一・二段が新人王に 囲碁 プロ3年目で初タイトル

https://www.sankei.com/life/news/181001/lif1810010032-n1.html

 

しんぶん赤旗 囲碁新人王戦 広瀬二段、上辺で逆転

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-10-02/2018100215_03_1.html

 

しんぶん赤旗 第43期囲碁新人王に17歳広瀬二段

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-10-02/2018100201_04_1.html

 

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