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N/S高全体マイプロジェクト

【N高マイプロジェクト】
「全国高校生マイプロジェクトアワード」地域大会で堂々プレゼン!【前編】

【N高マイプロジェクト】 「全国高校生マイプロジェクトアワード」地域大会で堂々プレゼン!【前編】

 

N高から、学校代表として選抜された生徒と書類選考を通過した生徒が、「全国高校生マイプロジェクトアワード2019」地域大会に出場しました。

 

「全国高校生マイプロジェクトアワード」とは、自ら気づいた課題を探究し、身の回りの誰かのために行動した高校生のための「学びの祭典」です。取り組んできたプロジェクトを大勢の前で発表し、フィードバックをもらいます。また、全国の同世代と出会う機会でもあります。

 

今年は全国より2900プロジェクト(約9,000人)が応募し、書類選考を通過したプロジェクトが全国13の地域とオンラインの14か所で発表し、N高からは、4つの地域大会に、11プロジェクトが参加しました。

 

関東Summit

ONMITSU PROJCT

Desire Drive

New Donation Form

病気×ファッション×患者会

ブラインドeスポーツプロジェクト

 

島根県Summit

田舎を元気にする!

 

関西Summit

障害者向けのコミュニケーションツール

スポーツ辞めた人×マイナースポーツ

痴漢抑止活動オーエン隊

自分にできること〜自殺予防を知る〜

 

■オンラインSummit

OS未来協力プロジェクト

 

今回のブログの「前編」では関東Summit、島根県Summitの様子をお伝えします。

 

 

2月8日(土)、島根県Summitがくにびきメッセにて開催されました。

 

田舎を元気にする!(1年 深町優雨さん 

大勢の前での発表。たくさん練習してきましたがやっぱり緊張……でもとにかく想いを伝えるのみ。

深町さんのプロジェクトは、島根県の魅力を伝え交流人口を増やす田舎ツーリズムを行うこと。そのために、大人に混じって県内の研修に参加したり、他県で職業体験に参加したりと、実際に現場を目にすることで地域活性の現実を学んできました。

「地元島根県を元気にしたい」という強い当事者意識でプロジェクトを推進し、田舎ツーリズムについて紹介するサイトを作成。充実化をはかり続けています。自分が主体になり田舎ツーリズムで地域を活性化させるという内容は、聴いている高校生のみならず、大人たちの心にも刺さっている様子でした。

残念ながら決勝に進むことはできませんでしたが、今日のプレゼンや他のプロジェクトの発表を聴き、これから自分が具体的に何をすれば良いかがはっきりと見えた!と手応えを掴んでいました。

 

翌日2月9日(日)は関東Summitが開催されました。早朝から桜美林大学新宿キャンパスに集合した5チーム。遠足の前日みたいに緊張と興奮でなかなか寝付けなかった、という割には笑顔のN高生。自分のプロジェクトを大勢に伝えることができると思うと「楽しみで仕方ない!」という様子です。

 

いよいよ各チームのプレゼンがスタート。

 

Desire Drive(2年 高田優哉さん

自身の進路選択の際に周囲から感じた通信制高校に対する偏見をなくしたいと一念発起。通信制高校に通う“ いち高校生”として、N高での活動を中学生やその保護者に語り部として伝えることで、進路のひとつとして前向きに捉えてもらえるのでは、と始めたプロジェクトです。学校紹介やイベント報告をする『N高便り』を自費発行したり、学校説明会に登壇したりと精力的に活動しています。

自分自身がN高で頑張っていることを積極的に発信することで、周囲にプラスの変化があったという高田さん。とにかくN高愛と抜群のプレゼン力が光る発表でした。『N高便り』の続刊が楽しみです。

 

病気×ファッション×患者会(2年 倉田速音さん)

このプロジェクトは、倉田さん自身も患っている「尋常性白斑」の患者が紫外線を気にすることなくおしゃれができるように、UVカットのアパレルブランドと、患者同士の交流ができる患者会を立ち上げるというもの。同じ病を持つ人のために何ができるのか考え推進を決意したという倉田さんのプレゼンは、自身の経験がプロジェクト立ち上げに直結していて聴き手の胸を打ちました。

マイプロ活動2年目の今年は、特に患者会の設立に尽力し、SNSなどを活用し交流が難しかった患者同士を繋ぐコミュニティを形成。アパレルブランドも着々と進行中です。

 

New Donation Form(1年 成田美晴さん、澤田優希さん

仮想通貨を使って⽇本の寄付額を増やし、寄付をもっと⾝近にするためのプロジェクト。中国で電子マネーが普及していることを目の当たりにし、日本でも新しいことができないか考察した結果、世界的に日本の寄付額が少ないことに着目。「仮装通貨×SDGs(※)」の発想で、日本での寄付額を増やす取り組みにチャレンジしています。

 

※1 SDGsとは…国連が定めた、17のグローバル目標から成る2030年までに達成すべき「持続可能な開発目標」のこと。

 

なかなか難しい内容ですが、初めてアプリのデザインをしたり、企業に企画提案をしたりと、ふたりで協力しながら進め、チームワークが光るプレゼンでした。プロジェクトを推進すること自体が大変な中、チームで実施するというハードルもあり、時にはぶつかることも。しかし、お互いを尊重し“ 協働”しながら前に進んでいます。質疑応答では審査員からお褒めの言葉をいただいていました。

 

ONMITSU PROJECT(2年 小倉ことみさん

日本一人口の少ない町、山梨県早川町にかき氷屋を高校生店長として開業。地元・奈良田の天然素材を使ったかき氷屋を名物スポットにし、地域を盛り上げることを目指すプロジェクト。

店長として家族をリードしながら開店準備をしてきた小倉さん。いざ開店!というタイミングで台風19号の影響で奈良田に続く唯一の道が崩落……しかし、集客0名という逆境をチャンスと捉え、SNSやイベント出店を通して奈良田の魅力を発信しています。今夏の再オープンに向けて引き続き準備中です。

会場の誰もが「奈良田に行きたい!」と思うほど地元愛に溢れたプレゼンで決勝に進出、全国大会出場チームに選出されました。

 

全国大会出場チームが発表された後のスピーチでは、「また多くの人に奈良田の良さを伝えられる機会が増えて本当に嬉しい」と、喜びを話してくれました。

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