対談インタビュー

N/S高を選んだ理由や学校生活、入学してからの自身の変化についてなど
メンターと卒業生、また在校生とその家族にありのままのN/S高を語ってもらいました。

記事内容は取材当時のものです。

01 卒業生×メンター

「自分のやりたいこと」と将来の生き方を
結びつけられた高校生活

久保 輝剛さん

※ 左側

2018年度 代々木キャンパスメンター
2019年度 同キャンパス長

田邉 快哉さん

※ 右側

N高等学校 通学コース
2019年度卒業

目標を言語化する力が身に付いた

N高卒業後の進路は?

田邉さん
映像系の専門学校へ進学し、現在はテレビ番組制作会社のポストプロダクションチームで働いています。

久保さん
N高に入学した時から「映像制作がやりたい」と言っていたもんね。それを実現していて本当に素晴らしい。

田邉さん
もともと中学校に通えていなかった僕がこうして働いているなんて、昔は想像もできなかった。これまで支えてくれた家族や、N高のメンター、仲間のおかげだと思ってます。

久保さん
社会人として働いていて、N高での学びが役に立ったことはある?

田邉さん
主体性ですかね。自分の意見を言ったり、やりたいことを形にしたりする力は、強みになってると思います。あとは自分の目標を言語化することの大切さ。アクティブラーナー制度〔※〕に応募する時に鍛えられました(笑)。

久保さん
頭の中のやりたいことを、なかなか文章に落とし込めなかった。面談しながら、3ヵ月くらいかけて書類を完成させたよね。メンターの役目は指導ではなく生徒のサポート。目標に向けての進み方を、一緒に考えるのが大切だと思っています。

※ アクティブラーナー制度:時間割の一部をカスタマイズして、自身の時間を目標のために使用できる通学コースの制度。

目標を言語化する力が身に付いた

N高で取り組んでいたことは?

田邉さん
特に思い出深いのは、文化祭実行委員を3年間務めたこと。一部分とはいえ、ニコニコ超会議の運営に携われるのは貴重な経験でした。その時のメンバーとは今でも集まったりします。

久保さん
チャンスがあれば全部にチャレンジする生徒、という印象でした。キャンパスフェスティバルや、プロジェクトNなどの授業でも大活躍で。

田邉さん
「失敗するなら学生のうち」という気持ちで、どんどんトライしてました。せっかくN高に来たなら、いろいろなことに巻き込まれた方が絶対に楽しい。それに、どれも純粋に面白そうでした。

田邉さんにとってN高とは?

田邉さん
自分の人生について、考える時間をもらった場所だと思います。やりたいことを思いっきりやらせてもらえるし、それを将来にどう生かしていくかもじっくり考えられた。でも夢ややりたいことがない人も、「ない」とはっきり言える環境なんです。じゃあ好きなこと見つけながら将来のことを考えよう、という温かい雰囲気。迷っている人はまず一度、N/S高に飛び込んでみて欲しいです。

02 生徒×保護者

「時間の余裕」を求めてN/S高へ。
さまざまなことに挑戦し、将来についてじっくり考えられた

西村 颯泰さん × 母・典子さん

S高等学校 オンライン通学コース所属

勉強や部活以外のことにチャレンジしたかった

N/S高を選んだ理由は?

典子さん
以前通っていた高校では、勉強と部活で本当に多忙で。お風呂に入る時間すら惜しむようになって、だんだん精神的に弱ってしまい、休学したんです。そこで時間を自由に使える通信制高校への転校を視野に入れ始めました。

颯泰さん
N/S高は、自分で自分のことを管理できる点が決め手でした。これまでは勉強とソフトテニス部を頑張ってきたのですが、もっといろいろなことにチャレンジしてみたくて。そうすることで心の拠り所が増えるし、もっと自分に自信が持てると思ったんです。オンライン通学コースにしたのは、自分のペースで勉強しながらも友だちとコミュニケーションを取りたかったから。結果的にSlackで文字ベースでやり取りするより、Zoomで直接話す方が僕には向いていました。

典子さん
本人を見ていても、楽しそうに授業を受けているのが分かります。「今日はこんなことがあった」と報告してくれるのもうれしいですね。

新しい息子の一面を見ることができた

N/S高に入って変化したことは?

典子さん
時間に余裕ができたことで、将来について考えられるようになったと思います。授業のない日や休日は、さまざまな大学のオープンキャンパスに足を運んでいましたね。性格も積極的になったと思います。急に青春18きっぷを買って一人旅に出かけたのには驚きました。N/S高に入らなければ見られなかった息子の姿かもしれません。

颯泰さん
前の学校に居た時は、高校生活は大学受験と部活のためにあると思っていました。でもN/S高で勉強だけでなく、イラストやデザイン、音楽にも挑戦できて、高校生活がとても楽しいです。後は主体性が身に付いたと思います。メンターやTAの方は、あくまで生徒のサポート。自分たちで企画したり、クラスを作り上げていったりするので、自分の意見を発信できるようになりました。

将来の夢は?

颯泰さん
大学の社会学部を目指して勉強中です。でも、明確に「この職業になりたい」とは決めていなくて。N/S高で多様な考え方や価値観に触れたので、固く考え過ぎず、自分にも家族にも誇れる人間になりたい、という目標だけあります。

典子さん
これからも、やりたいことにどんどん挑戦して欲しいです。

03 生徒×保護者

自身の「夢中」を追求しながら
キャンパスの仲間と高校生活を満喫

小西 萌絵さん × 母・朋子さん 父・元司さん

N高等学校 通学コース所属

体調と向き合いながら、憧れの高校生活を送りたい

N/S高を選んだ理由は?

萌絵さん
起立性調節障害があり、朝起きることが難しく、中学校になかなか通えなかったんです。でも制服を着て登校して、友だちと教室でお弁当を食べて……という普通の高校生活に憧れがあって。N高は週3日の登校でも3年間で卒業できると知り、この学校なら体調と相談しながら通える! と思いました。

朋子さん
娘がN高のことを調べてきたので、一緒に説明会に行きました。さまざまな授業があって面白そうで、娘に合っているな、と思いましたね。入学後は学校が楽しみで朝に起きられるようになりましたし、自分の体調を考えたペース配分もできるようにもなりました。

萌絵さん
今は憧れていた高校生活を思いっきり楽しんでいます。

協力し、切磋琢磨できる仲間と出会えた

N/S高に入って変化したことは?

萌絵さん
ポジティブになりました。中学生の頃は否定的な考え方しかできなかったのですが、N高のPBLの授業を通して、ひとつの物事をいろいろな面から、客観的に見られるようになったのが大きいと思います。それからアクティブラーナー制度〔※〕に合格できたのは、自分でもびっくりする大きな変化。友だちがどんどん応募していて、自分も負けていられない、という気持ちになり、挑戦してみたんです。周りの仲間のおかげで、日々の学習も頑張れています。

※ アクティブラーナー制度:時間割の一部をカスタマイズして、自身の時間を目標のために使用できる通学コースの制度。

元司さん
周りのスキルや知識が高ければ、それに追いつこう、越えていこうとする意識が生まれてくる。そんな環境が素晴らしいなと思いましたね。今の仲間は今後も大切な存在になると思います。

朋子さん
本当に中学生の時とは全然違う。自分の言葉で話して、自分で決めたことに責任を持って行動していて、成長を感じます。

N/S高で取り組んでいることは?

萌絵さん
小学生の頃から動画編集が趣味だったので、N高でも取り組んでいます。あとはカメラに興味が出てきて、機材を買って撮影してみたり。カメラが得意な友人にいろいろ教えてもらい、少しですが仕事にもつながりました。将来はたくさんの人が笑顔になれるような作品を世界に発信できる人になりたいです。

元司さん
N高でやりたいことを見つけてくれたので、あとは自分を信じて進んでいって欲しいですね。

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