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N/S高全体インターンシップ

【インターンシップ体験記 Vol.1】「トークノート株式会社」にて現場を学ぶ

【インターンシップ体験記 Vol.1】「トークノート株式会社」にて現場を学ぶ

 

N高・通学コースのプログラミング クラスでは、インターンシップ制度を実施しています。

 

在学中に実際の企業で仕事を体験し、現場に入ることで自身の成長や必要なスキルを磨いてもらおうという願いから、さまざまなIT企業にご協力いただき、実施しています。

 

今回は、トークノート株式会社様に訪問し、同社開発チームリーダー 村上 豪さんと、実際にインターンシップを経験したN高等学校2年、上念匠さんのお話を聞いてきました。(以下、敬称略)

 


 

Q:インターン受入までのステップを教えてください。

 

村上:N高さんからインターンシップを経験したいという生徒の紹介があり、数名のポートフォリオを確認し、プレゼンテーションを実施していただきました。

その中で、上念君のポートフォリオ(自分の能力や実績を伝えるための自己作品集)やプレゼンテーションがトークノートとの親和性を感じたこと、話している内容が論理的にまとまっており、とても考えているな、という印象でした。また、制作しているものに対するこだわりがある点も良かったですね。

 

 

Q:4月からの仕事内容などを教えてください。

 

村上:現在13名いる機能改善チームに入ってもらい、サービスの不具合や使い勝手の細かい修正など、小さい案件から経験を積んでもらいました。

仕事の仕方、業務フローなど覚えてもらうには良いと思いますね。これまでリリースできたのは、依頼をしたうちの半分くらい。コードの品質は良く、直しも早いところがとても良かったのですが、ユーザー目線での最後の詰めが甘い部分がありましたね。ビジネス的にはリリースするまでが大切ですが、インターンシップで経験できたことは良いと思います。

 

上念:これまでは、自分の作りたいものを自由に、期限も設けず制作してきました。ユーザーに触ってもらう経験がなかったので、制作者とユーザーの求めているものが異なることを理解することができました。

また、他のエンジニアの方と協同して作業するので、その楽しさや難しさを経験できました。すでに第一線で活躍されているエンジニアの方と作業ができるのは、とても貴重な経験です。

 

村上:質問の仕方や理解力が高く、1を伝えたら5をわかってくれるような感覚でした(笑)。

あるとき課題解決の方法を2つ提示したんですね。そうしたら実装のしやすさ、期日、スケジュール、プログラム的な良し悪し、生産性を考慮して、解決方法を持ってきてくれました。

技術的な面だけでなく、どのように価値を考えるか、を考慮していたことには感心しました。周りのエンジニアの助けもあったかもしれませんが(笑)

 

 

Q:仕事内容で楽しさ、環境について、難しさ、勉強しておいて良かったことなどありますか?

 

上念:初めてのインターンシップだったので、すべてが新しいことで難しいこともたくさんありました。会社の方針やルールで作業をすること、期限の概念、リリース目標、他人が考えた仕様で制作する、少し古いコードを理解して触ること…などなど、これまで自由に制作していたので。

でもとても楽しいです。周りのエンジニアの方々と同じ環境、机や椅子なども一緒なので、ビックリしました(笑)

N高で学んできたことが活かされる点は山ほどありました! まずはWEB系のコードが書けること、GitHub(※)の使い方など業務として使っているので役に立っています。

 

村上:インターンシップ生も社員と同じ扱いですので(笑) 朝会や全社会議、新人研修にも参加してもらいましたよ。

 

上念:会社なのですが、全体でミーティングしていることは、逆に学校らしさを感じました。N高は学校っぽくないので(笑) あと、飲食店でのアルバイトやコールセンターでのアポ取りなど、周囲の方々が様々な経験をされているので、とても刺激を受けました。

 

※GitHubとは…ソフトウェア開発プロジェクトのための共有ウェブサービスのこと。公開されているソースコードの閲覧や簡単なバグ管理機能、SNSの機能を備えている。

 

 

 

Q:今回の経験をどのように活かしたいと思いますか?

 

上念:初めての経験でしたが、初チーム作業・開発、スケジュールの考え方など、すべてを活かしていきたいと思います!

 

 

Q:N高生に向けてコメントいただけますか?

 

村上:コメントと言うよりは感想になりますが、今の若い世代はインターネットネイティブですね。私達とは慣れ親しんでいる度合いが違い、リテラシーには素養があると思っています。

年齢に関係なく、生まれてきた時代を活かして、上(年齢の高い会社の上層部)を突き上げるような、押しのけていく時代になっていくだろうと、今回上念君を受け入れて思います。

N高生は自主性があると感じられたので、その生徒のモチベーションを維持しつつ、それを仕事や生き方につなげる源泉にしてほしいと思います。

 


 

村上様ご協力、ありがとうございました。

初めてのインターンシップでいろいろなことに挑戦し、経験をしている上念さん。これからの活躍を期待しています。

 

トークノート株式会社

2010年4月1日設立。社内SNS「Talknote」の企画・開発・運営・管理を行う。

登録企業数は、20,000社を越える。2017年 第2回HRテクノロジー大賞 優秀賞受賞。

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