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【N/S高起業部】アジア最大級スタートアップの祭典をレポート!

【N/S高起業部】アジア最大級スタートアップの祭典をレポート!

このブログは、N/S高起業部BLP(※)生の中井結菜さん(ネットコース3年)、藤木幹太さん(通学コース横浜キャンパス3年)に書いてもらいました。
※ BLPとはBusiness leadership programの略で、本気でビジネスに取り組む生徒のためのプログラムです(選考があります)。

こんにちは!N/S高起業部BLPに所属している中井結菜です。
今回のブログでは、2024年5月に東京で開催されたアジア最大規模のイベントSusHi Tech Tokyo 2024の様子を起業部BLP生が紹介します!

「SusHi Tech Tokyo」とはアジア最大級のスタートアップカンファレンスで、世界各地から集ったスタートアップ企業のブースや業界のリーダーたちのセッションなどを見ることができるイベントです。
その中でも私が一番感銘を受けた「考え方、行動、そして未来を変える。〜次世代の若きリーダーとの対話〜」というセッションについてレポートしたいと思います。

このセッションでは「起業家のマインドセット」について、株式会社Solafuneの代表取締役 上地練さん、Wave VenturesのCEO Erik Kymäläinenさん、日本最年少市長になった高島崚輔さんというグローバルに活躍する若きリーダー3名による議論を聞きました。

上地さんは『志高く』という本(※)に感化され、海外の学校に行くことを決意するなど、自分がやりたいと思ったことは絶対に遂行する方だと感じました。
一貫して自分を信じることの大切さを語っておられ、「重要なのは2つ、自分が決めたということ、やりたいことをやったということ。自分に正直になることが大事」という言葉が印象に残っています。
※ 井上篤夫著、孫正義氏の半生を書いた本人公認の「正伝」。

Erikさんは行動力の化身のような方で、「失敗する恐れを克服するには?」という質問にも「通常私は恐怖を感じない、恐れ知らずだ」と仰っていました。
他にも「問題が生じた時、誰の責任かを考える暇があれば自分で引き受けてすぐにやる」と話され、Erikさんの行動力をお手本にしたいと思いました。

高島さんは、現場に行くこと、実際にこの目で見ることを大事にしておられ、市民からの特殊な質問に答えられなかったことを今だに悔しく思っているような誠実さを感じる方でした。
教育においては生徒たちに自分に一番合った授業を提供したいというビジョンを掲げ、一人ひとりの個性をとても大事にされていたのが印象に残っています。
高島さんの「自分が住んでいる地域の市長言える?」という言葉にドキッとしてしまった私。
もっと政治活動に興味を持とうと思いました。

登壇者3名の特に印象に残った部分を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
紹介したのはセッションのほんの一部分ですが、少しでもこの有意義なセッションの雰囲気が伝われば幸いです。

以上、中井結菜でした!



続いて、藤木幹太からは「SusHi Tech Tokyo 2024」のStudent Pavilionの様子をお伝えします。
Student Pavilionは大学生を中心としたボランティアで企画・運営されている、学生による学生向けのブースです。

こちらで私は「起業家への道をここからはじめよう​​​〜スタートアップというキャリアへの入り口を考える〜」というセッションを聞きました。

学生が起業やスタートアップを身近に感じ、キャリアの選択肢の一つとして考えるための契機を作ることを目指したセッションです。
パネリストは西岡大穂さん、高橋史好さん、宮崎悠生さんの3名で、皆さんITサービス系や広告系、ソフトウェア系のCEOで10代や20代前半で起業された方々。
私たち高校生と年齢が近いため、パネリストの方々の成功体験や直面したハードシングス(答えのないような困難)に親近感が持て、非常に刺激的で向上心が湧いてくるようなセッションでした。

もっとも印象的だったトークテーマは「なぜ起業したのか?」です。
このトークテーマでは、3名のパネリストの方々が起業の経緯を話す場面だったのですが、次第に、起業する理由には原体験や社会課題意識があった方がいいのか?という話になっていきました。
「起業には原体験が大切だ」と聞くことがありますが、それに対して宮崎さんは「原体験って要りますか?」と、逆説的な問いかけをしてくださいました。
「若い世代は経験値が少ない分、好きや興味を突き詰めていくことも大切なのでは」と補足してくださったことで、背中を押していただいたような気持ちになりました。
その他にも起業家の皆さんの体験談をお聞きする中で、同じような年齢で起業された方々の中でも、起業に対するスタンスが違うといった点でモチベーションは十人十色なのだなと感じました。

終盤には質疑応答の時間があり、私自身もパネリストの方々に起業する上での「ビジョン」の必要性について以下の質問をしてみました。

「起業においてビジネスの10年、100年先を考えるビジョンは必要ですか?」
「またビジョンはどのようにすれば思いつきますか?」

この質問の背景には、私自身が起業部BLP生として活動している中で、ビジネスプランに対するビジョンがどうしても思いつかず、「どうしてやる気や情熱だけではいけないのか?」と感じていたことがあります。

パネリストの皆さんは親身になって回答してくださり、ビジョンは事業の方向性を意識づけたり、他の人を巻き込んでいく上で重要であると教えてくださいました。
さらに、ビジョンを重くとらえずに理想の世界や「事業が将来的にこうなったらいいな」といった夢に近いようなものに置き換えるなど、意識の変え方をアドバイスしてくださいました。
今回の質疑応答で改めてビジョンの重要性を知ったとともに、ビジョンに対する捉え方を改めることができ、非常に有用な時間になりました。
この機会を今後の自分にしっかりと活かしたいと思います。

これ以外にも、今回の「SusHi Tech Tokyo」では世界各国から集まったさまざまなスタートアップ企業の出展者と交流ができたり、活躍する方のお話を聞くことができましたが、このStudent Pavilionで得ることができた起業家との対話の時間は私の中で一番印象に残るものでした。
起業に興味がある方はもちろん、ない方でも近い年代で活躍する起業家の姿は非常に刺激になると思うので、また機会があったら参加してみてください!

以上、藤木幹太でした。

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N/S高のネット部活「起業部」は起業家教育を通して、生徒自身が「やりたいこと」を見つけ、「自分の軸を持って進路選択をする」ことの手助けができればと考えています。
「何か新しいことにチャレンジしたい」「自分なりのテーマを見つけて、追求したい」と考えている生徒にお勧めのプログラムです。※参加費無料

■プログラム紹介
<起業部>
起業やビジネスに興味のある生徒なら誰でも参加できる部活です。年間を通して開催されるワークショップや起業家授業、チャレンジ企画などを通してミニ起業体験ができるコミュニティです。(選考なしで参加できます)
<N/S高アントレ>
「Entrepreneur(起業家)」の単語に由来する、起業家精神やビジネスマインドの習得を目指し、ビジネスや起業の基礎について知識0から学べる学園オリジナルのオンライン授業形式の入門プログラムです。(選考があります)
<起業部BLP>
Business leadership programの略で、本気でビジネスに取り組む生徒のための上位プログラムです。(選考があります)

・Xでは日々の活動の様子を公開中:https://twitter.com/nhigh_entre
・生徒の活躍:https://nnn.ed.jp/news/blog/archives/36as-2idow4/
・起業部特別審査会YouTube:https://youtube.com/live/WhIsl-P7z9A?feature=share

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