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本年度も「NED2023」の開催が決定!
「 ところで『NED』ってなに?」という方のために
昨年東京タワーで開催した「NED2022」を紹介

本年度も「NED2023」の開催が決定!   「 ところで『NED』ってなに?」という方のために   昨年東京タワーで開催した「NED2022」を紹介


今年度も「NED(※)」の開催が決定いたしました。
今年度の「NED2023」は、2023年8月7日〜10日に、NED初の地域別大会を実施します。各会場ではゲストによる審査が行われ、優勝した生徒は秋頃開催予定の本大会へ進出することができます。

「NED2023地域別大会」の開催が目前となった今、「NED」がどのようなイベントなのかを皆さんにあらためて知っていただくために、昨年度2022年11月27日(日)に開催した「NED2022」の様子をご紹介します。

※NEDとは……N高の「N」、「Expression(表現)」、「Discovery(発見)」の頭文字で、生徒たちがオリジナルのアイデアを見つけ、広げるために“表現する”『場』をコンセプトとしたプレゼンテーションイベントです。


4回目となる「NED2022」は、東京タワーフットタウン内にあるeスポーツ施設「RED° TOKYO TOWER」で開催しました。
XRスタジオ「SKY STADIUM」をステージに、在校生・卒業生総勢21名と、ゲストの琉球大学教授・玉城絵美さん、イェール大学助教授・成田悠輔さんがご登壇。イベントの様子はニコニコ生放送・YouTubeLive・TwitterLiveで生配信し、リアルでもオンラインでも楽しめるイベントとなりました。リアル会場には、在校生・保護者・入学を検討している方の中で、観覧希望のお申し込みをいただいた方々にお越しいただきました。
※ニュース記事:https://nnn.ed.jp/news/blog/archives/15920/
※YouTube:https://youtu.be/gtWiAt0fE1I


■NED2022プログラム
<第一部>
・角川ドワンゴ学園の生徒・卒業生によるプレゼンテーション
・角川ドワンゴ学園の生徒による課外活動紹介「30 seconds challenge」

<第二部>
・ゲストによる講演・パネルディスカッション
<交流イベント>
・eスポーツのアトラクションを通じた交流イベント「NED2022交流イベント ひらめきつながる コネクトミッション」
【ゲスト】玉城絵美氏(琉球大学教授)、成田悠輔氏(イェール大学助教授)
【パネルディスカッション司会】夏野剛(学校法人角川ドワンゴ学園理事)
【総合司会】mat(学校法人角川ドワンゴ学園教育管理室室長)
 
|第一部
■在校生プレゼンテーション
在校生プレゼンテーションではN高等学校、S高等学校、N中等部のほか、角川ドワンゴ学園が運営しているプログラミングスクール「N Code Labo」から選ばれた11組12名の生徒が登壇し、1人4分でプレゼンテーションを行いました。数メートル先に観客が見える中、ステージを自由に使い、堂々としたプレゼンを披露しました。


※学年は2022年度時点
■在校生のプレゼンタイトル
・チャンスの宝庫〜N中等部の魅力〜:稲留ふたばさん・和氣清良さん(N中等部・2年)
・N高が私の人生を変えました〜犬猫と人を繋げるプロジェクト〜:久保田莉央さん(N高・2年)
・Unity 初・自作アクションゲーム!:奥竹維風さん(N Code Labo/中学・1年)
・魔改造リサイクルボックス_社会課題新サービス:Takahiroさん(N中等部・3年)
・安く!どこでも!誰でも!水深別の環境調査が出来る水中ドローンの開発:松尾和弥さん(S高・1年)
・言語を学んで世界を見る:早舩結衣さん(S高・2年)
・E-sportsの大会を参加しやすくレベル高く:Maluttiさん(N高・2年)
・高校生から目指す起業〜起業部で取り組むコスメ事業について〜:須見みちるさん(N高・3年)
・感情から見る僕の投資部人生:山田哲平さん(N高・2年)

<登壇者の声>
「大きな舞台で自分の将来のことについて話せたこと(中略)色んな初めてが多かったのですごく刺激になりました」
「自分に合ったプレゼンの練習方法だったり、資料の作成手法を身を持って知ることができて本当に有意義な時間となった」
「色々な人と関わり、色々な人の活動を知り、色々な世界を知れて学びに溢れた一日でした」

 
<課外活動紹介>
在校生のプレゼンテーションの合間には30秒で課外活動を宣伝する「30 seconds challenge」のコーナーを設け、6組7名が挑戦しました。30秒・スライド1枚の制約の中、創意工夫して自身の活動の魅力や情報を伝えていました。


<課外活動紹介>
・ワークショップ:南宰さん(N高・2年)
・N/S高新聞実行委員会:新井悠斗さん(S高・2年)
・磁石祭:松永あおいさん(N高・1年)
・磁石祭実行委員会:村上未来さん(N高・3年)
・政治部:松本神奈さん(N高3年)・古谷祐菜さん(N高・1年)
・N/S高マイプロジェクト:森永陽彦さん(S高・2年)
 
<登壇者の声>
「他の人の課外活動紹介や発表を聞いたり、実際にその方に話を聞いてみたりできて、とても刺激になりました」
「短いワードで魅力を伝えることが学びになりました」
 
■卒業生プレゼンテーション
卒業生プレゼンテーションでは、N高の卒業生2名が1人4分間で発表しました。N高を卒業して現在興味を持ち取り組んでいること、在学時に感じていたこと・在校生に伝えたいことをテーマに発表。N高在学時からさらに成長した姿を見せてくれました。


<卒業生のプレゼンタイトル>
・N高から海洋大へ〜お魚博士に憧れて〜:野山美鈴さん(20年度N高卒業生)
・ライバルはN高生:小野塚悠さん(20年度N高卒業生)
 
<視聴者の声>
「何より一番の収穫だったのは、卒業生の方のプレゼンから学んだ事です。ある人が『他の人と比べた時の自分って小さすぎて肩身が狭い』という事を話していたのですが、僕がまさにそれで今悩んでいたので、やりたい事やればいいか!という方向に舵を切ることができました。N/S高には色々なことをやるチャンスがありふれているので、無駄にせず活かしていきたいなと思いました」(S高生)

■在校生プレゼンテーション・ゲスト講評
続いて、2名の在校生が発表し、ゲスト2名にご講評いただきました。
1名はアバター姿でZoomから登壇し、VRでの活動やVR上での結婚式サービスのアイデアを発表。ゲストの玉城さんからは「VRはただのヘッドマウントディスプレイじゃないというところがまさしくメタバース。(中略)人間じゃない形で結婚式を挙げてみたり、可能性がたくさんあるので、人間の想像を越えて面白い体験を提供していければ」とコメントをいただきました。
もう1名はリアル会場で登壇。ゲスト2名を目の前にして緊張の面持ちでしたが、日本の経済復興について投資部での経験をふまえながら自身のアイデアを発表。成田さんからは経済学者としての目線で「投資を学ぼうというのと同じくらい、投資するに値する会社を作ろうとか、新しい金融商品・保険商品を日本の中から作り出していこうということも大事」とアドバイスをいただきました。
 
<ゲスト講評を受けた在校生のプレゼンタイトル>
・一般高校生がVRに出会って変わった話:ぬいぬいさん(S高2年)
・失われた30年を取り返すための令和版”日本経済復興作戦”:井上幹太さん(S高1年)


<登壇した生徒の感想>
「 私には、『経済を一人でも多くの人に知ってもらいたい』という思いがありました。しかし、私たちのような若者を含め、多くの人が『経済』や『金融』を人ごとと捉え、見向きもしません。その時、『NED2022』に出会い、『経済の魅力をさらに多くの人に知ってもらいたい』という思いからNED2022に応募することを決心しました。
NED2022当日、初めての東京と、ゲストの成田さんや玉城さんの気迫で、とても緊張していました。しかし、その分野の専門家にプレゼンや質問をした経験は今後の活動において『自信』につながりました。
今では、自主的に東京大学の先生や、経済の専門家に取材をするまでになりました。NED2022に登壇後、有識者への取材、経済・投資への考え方など、私自身の意識が大きく変化し、新しいチャレンジもしました。今振り返ると、実際に成田さん・玉城さんに講評いただき、私自身の学びの意欲が格段に高まったと感じます」(井上幹太さん・S高1年)


第二部
■ゲスト講演
ゲスト講演では、琉球大学教授の玉城絵美さん、イェール大学助教授の成田悠輔さんにご登壇いただき、アイデアを形にする方法や、夢を叶えるためのマインドについてお話しいただきました。観客席に質問を投げかけていただく場面もあり、双方向で盛り上がりました。


■パネルディスカッション
最後に、ゲストのお二人と夏野理事によるパネルディスカッションを行いました。事前にゲストお二人に聞いてみたいことについて生徒にアンケートを取り、
「知識を持つことは重要ですが、新しい発想を出すことへの障壁になる気もします。どのようにすれば新しい視点と経験の両立ができるでしょうか?」
「日本特有の足の引っ張り合いをしないような社会を作るために必要なこと、また今の高校生にできることは何だと思いますか?」
といったユニークな質問も寄せられました。

<視聴者の声>
「実際の生徒の熱量を観ることが出来て大変良かったです。パネルディスカッションの質問もN高生らしくて、回答も面白かったです」(保護者)
「特に最後のディスカッションは、新しい考えや視点に気づかせてくれるもので、中高生はもちろん大人にとっても興味深いものだったと思います。三人の対話の中におもしろいエッセンスがたくさんありました」(保護者)
 
交流イベント
東京タワーフットタウン内にあるeスポーツ施設「RED° TOKYO TOWER」。
5FにあるXRスタジオ「SKY STADIUM」でプレゼンテーションやゲスト講演を、1,3〜5Fのフロアを用いて交流イベントを開催しました。
「NED2022 ひらめきつながる コネクトミッション」と題し、N/S高生・N中等部生・N Code Labo生がランダムに4〜6名で1グループになり、会場内のアトラクション体験やナゾトキゲームなどのミッションを通じて交流を深めました。

N/S高・N中等部で普段使用しているコミュニケーションツール「Slack」で表示される名前、またはご自身のニックネームを記載したシールを参加者同士で交換し、たくさん交流の証を集めると、学園オリジナルデザインのお菓子と交換することができるというシステムで、生徒たちは交流の輪を広げました。

<参加者の声>
「最先端の体を使ったアクティビティが初体験だったので斬新で面白かった」(N高生)
「会場内のアトラクションがどれもとても楽しくて、交流イベントがとても盛り上がって楽しかった」(S高生)
 
盛況のうちに幕を下ろしたNED2022。全体を通して視聴者の方からこんな感想が寄せられました。

「それぞれの発表に引き込まれて見入ってしまい、最初から最後まであっという間に見終えました。今どきの高校生ってすごいなあと言うのが率直な感想です」(保護者)
「いろいろな価値観のある人から話が聞けて、影響を受けたし、自分に少し自信がついた気がしました」(N高生)
 
プレゼン発表者のアイデアを聞いたり、多くの人とコミュニケーションをとることによって、アイデアをアイデアに留めず、行動に移していく勇気を少しでも得ていただけていたら嬉しいです。
登壇してくれた生徒の皆さんは、これからも引き続きアイデアを練り・表現することを繰り返し、どんどん広げていってくれることでしょう。
 
アイデアを表現して広げたい方、行動する一歩を踏み出したい方、今年度のNEDにぜひご注目ください!
 ※NEDに関しましては、在校生の方は学園からのメール、一般の方はニュース記事にて随時お知らせいたします。

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