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N高等学校・S高等学校 ChatGPT-4を利用した 専用AIチャットシステムを導入
〜VRなど最先端のオンライン教育を提供する普通科でAIも本格導入〜

N高等学校・S高等学校 ChatGPT-4を利用した 専用AIチャットシステムを導入   〜VRなど最先端のオンライン教育を提供する普通科でAIも本格導入〜

学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(以下、N高)、S高等学校(同S高)は当学園が掲げる「IT×グローバル社会を生き抜く”総合力”を身に着ける多様なスキルと多様な体験」のひとつとして、2024年4月より普通科の生徒を対象に、Azure Open AI serviceのChatGPT-4、DALL·E 3を利用した専用AIチャットシステムを導入します。高いセキュリティとChatGPTの高性能を担保したビジネスレベルのチャットシステムを提供することで、学習、課外活動の効率化に寄与するとともに、社会で必要とされる経験を提供します。
また、「生成AIと創造性」と銘打ち、ゲストに、第170回芥川賞受賞作家 九段理江氏、名古屋大学教授 佐藤理史氏、進行兼コメンテーターとして、教育系Youtuberであるヨビノリたくみ氏を迎え、これからのAI時代に求められる創造性に関する特別授業も開催します。

■ 導入の背景とシステムの特徴
当学園では機械学習やAIについて、2018年時点から機械学習を学べる課外学習や、新入生にAIが作成した手紙を送付する企画、昨年度は鹿児島県長島町の温州みかんを題材に生成AIを学ぶ教育プログラムを実施するなど、AIの活用を進めてきました。また学校行事等もN/S高では 2016年から「最先端の入学式」として 沖縄伊計本校の模様をVRで視聴する「ネット入学式」や、バーチャル空間内で進行される模様を、オンライン配信する「メタバース入学式」など、VR機器等を用いた入学式を毎年実施しており、今年は新たにAIも駆使した入学式を実施予定です。

特にN/S高 普通科ではバーチャルリアリティ、メタバース等最先端のテクノロジーをいち早く導入しています。学習アプリ「N予備校」のコンテンツ13000本のうち6000本以上がVRに対応しているほか、普通科生はAIアバターを相手に英会話を練習できるバーチャルアプリ「スマート・チューター」(Plus One,Inc.提供)を利用できます。発音や会話速度などをAIが分析し、アドバイスしてくれるので、効率的な練習が可能です。そのほか、バーチャル技術などを駆使したスポーツイベント「バーチャル体育祭」や、生徒と教職員が一緒に名所を巡る「バーチャル修学旅行」なども定期的に開催。さまざまなイベントを通して、住んでいる場所を問わず生徒同士が集まれる環境をバーチャル空間で提供しています。

そしてこの度N/S高 普通科に、現時点で最も利用されている生成AIの一つであるChatGPT-4を用いたチャットシステムを導入することとなりました。大企業が導入している社内向けChatGPTに近いシステム構成で、高いセキュリティとともにデータが二次利用されない、等生徒が安心して利用できる環境を提供します。
 
【導入するAIチャットシステムの特徴】

  • Azure Open AI serviceのChatGPT-4、DALL·E3をSlack上で利用可能
  • Slackのパブリックチャンネルで専用のコマンドを用いることでChatGPTが応答
  •  Webサービス版のChatGPTに対して以下の優位性がある
    •  Azure Open AI serviceのセキュリティに準じており、入力データの二次利用や保管、監視がされないため、万一生徒が誤って個人情報などを入力しても外部へ流出するリスクが無い
    • 生徒による投稿、ChatGPTの回答が可視化され、他の利用者が使い方を学べるとともに、不適切なテキスト入力を自制させることが可能
  • 専用システムは株式会社ドワンゴが開発

 
 
■導入システムを用いた活動の広がり。生徒による「AI共生委員会」も設立
生徒へは、システムの提供のみならず、文科省が公表している「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を元にした生徒向けガイドラインを全校生徒に提供し、学習や課外活動での利用方法から現在の生成AIが抱える課題や現行法との関係についても解説します。
また、機械学習エンジニアを目指す生徒向けのカリキュラムの提供、及びコミュニティ運営を2024年4月より開始します。さらにはAIの活用方法及びAIチャットシステムの改善、運営について検討する生徒による「AI共生委員会」を発足します。


■AI特別授業「【N/S高 普通科】「生成AIと創造性」芥川賞受賞作家に聞く、AI時代の「文学」」
 
<特別授業紹介文>
生成AIの登場は各業界に影響を与えた。その中で、第170回芥川賞を受賞した「東京都同情塔」の著者 九段氏の受賞会見での「全体の5%くらいは生成AIの文章をそのまま使っている」という発言が話題を呼んだ。文芸分野をはじめ創作活動に生成AIが与える影響は大きく、既に創作活動に取り組んでいる、もしくは、高校入学を機に新たに創作活動に取り組みはじめる生徒にとって、生成AIとの向き合い方を学ぶことは重要であると考えられる。
当学園では2024年4月よりChatGPT-4を利用した専用AIチャットシステムを導入。先進的企業が開発導入を進めているAIパートナー環境を全普通科生徒に提供。高校在籍時から生成AIを活用できる環境・機会を提供する。それに伴い、「生成AIと創造性」と銘打ち、これからのAI時代に求められる創造性に関する特別講義を開催する。
ゲストとして、第170回芥川賞受賞作家 九段理江氏、名古屋大学教授 佐藤理史氏、進行兼コメンテーターとして、教育系Youtuberであるヨビノリたくみ氏を迎え、文芸分野に焦点を当ててAI時代に必要な創造性についての議論や、生成AIの活用に興味がある生徒からの質問への回答をする。
 
◆ゲスト
九段理江氏 プロフィール

2021年に「悪い音楽」で第126回文學界新人賞を受賞しデビュー。2022年には、太宰治の「女生徒」を本歌取りした「Schoolgirl」で第166回芥川龍之介賞候補となり、同作を収録した『Schoolgirl』で第35回三島由紀夫賞候補となった。
2023年には『Schoolgirl』で芸術選奨新人賞を受賞し、「しをかくうま」で第45回野間文芸新人賞を受賞。そして、2024年1月17日に「東京都同情塔」で第170回芥川龍之介賞を受賞。
 
佐藤理史氏 プロフィール

京都大学工学部、北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科、京都大学大学院情報学研究科を経て、現在、名古屋大学大学院工学研究科教授。(工学博士)
主な著書に、『コンピュータが小説を書く日』(日本経済新聞出版社)、『ロボットは東大に入れるか』(共著、東京大学出版社)など。
専門研究分野は人工知能、自然言語処理であり、AI小説創作プロジェクトである「気まぐれ人工知能プロジェクト作家ですのよ」のプロジェクトメンバー。
 

◆進行・コメンテーター
ヨビノリたくみ氏 プロフィール

東京大学大学院修士課程修了。博士課程在籍中にYouTubeチャンネル『予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」』(ヨビノリ)を創設。
現在登録者数110万人超、累計再生回数は3.5億回突破。
<公式サイト> http://yobinori.jp/
 
 
◆概要
【日時】2024年 4月 19日(金) 15:00 ~ 16:00
【ゲスト】 九段理江氏(作家)
佐藤理史氏(名古屋大学教授)
【進行・コメンテーター】ヨビノリたくみ氏(YouTuber)
【内容】ゲストによるパネルディスカッション、ゲストと生徒とのQ&Aセッション
【配信URL】
特別授業の模様は以下プラットフォームにて生配信を行います。N高やS高、N中等部の生徒だけではなく、どなたでも視聴可能です。
ニコニコ生放送: https://live.nicovideo.jp/watch/lv344756109
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=5JPMElFI6_k
※角川ドワンゴ学園の生徒は、学習アプリ「N予備校」からも視聴可能です。

普通科について
N/S高の学び方には「普通科」と「普通科ベーシック」があります。「普通科」はバーチャル学習+映像学習、「普通科ベーシック」は映像学習となります。
「普通科」では、最先端テクノロジーを用いた学びを提供しています。今回発表を行った生成AIを利用できる環境の他、VRデバイスを装着して360度の視覚と聴覚、そして実際に体を使って体感することで、より集中的・積極的に深い学びを得ることが可能なプラットフォームを提供しています。学習アプリ「N予備校」とのシームレスな連携も特長で、従来の動画授業をPCやスマートフォンで受講しながら、必要に応じてVR空間を自在に行き来して学ぶことができます。このほか、生徒が自由に交流可能なメタバース空間「学びの塔」の提供や、バーチャル上でのイベント運営を行う生徒組織「バーチャルイベント実行委員会」を支援するなど、学校という場が生む体験を最先端技術によって様々な形で体感できる仕組みを提供しています。

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