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第45回全国高校囲碁選手権大会 全国大会
女子個人戦にN/S高生3名が出場
牧野朱莉さん 5位入賞
大阪府代表 N高・牧野朱莉さん、愛知県代表 S高・宇津泉美さん
特別インタビュー
2021年8月17日(火)~19日(木)に日本棋院、全国高等学校囲碁連盟、全国高等学校文化連盟囲碁専門部主催で開催された「第45回文部科学大臣杯 全国高校囲碁選手権大会 全国大会」にN/S高 囲碁部所属のN高生1名、S高生2名が出場しました。
全国高校囲碁選手権大会は、各都道府県大会を勝ち抜いた代表が全国高校生の頂点を目指す大会。8月18日・19日に開催された女子個人戦にはN高生1名、S高生2名を含む59名が参加し、その中から牧野朱莉さんが5位に入賞しました。
対局直後に、大阪府代表 N高等学校・3年の牧野朱莉さん、愛知県代表 S高等学校・1年の宇津泉美さんにそれぞれお話をお聞きしました。
■牧野朱莉さん N高 3年(通学コース 梅田キャンパス 週3コース生)
ー囲碁をはじめたのはいつからですか?
通っていた幼稚園の保育の中で囲碁の時間があって、そこで初めて囲碁に触れました。その時は「つまらないな」と思ったのを覚えています(笑)。本格的に始めたのは小学校2年生の頃から。囲碁の教室にも通いはじめたのもその頃からで、今は囲碁が私の一番の趣味になっています。
ー普段はどれくらいの時間囲碁に取り組んでいるんですか?
囲碁の教室に週3~4回に通っていて1日3時間くらい囲碁をしています。
ーN高に入ったきっかけを教えてください
最終的に決め手となったのは囲碁部があったからでしたが、職業体験のプログラムや課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」など、おもしろそうだなと思ったからです。ちなみに私は、1年生の時は心斎橋キャンパス、2年生の時は神戸キャンパス、今は梅田キャンパスにいて、3つのキャンパスライフを経験しました。理由は在学中にキャンパスがどんどん増えていって、少しずつ自宅から近いキャンパスに移動したからなのですが……。今、梅田キャンパスには1年生の時に心斎橋で一緒だった子や、神戸キャンパスから一緒に移動してきた子もいます。囲碁部の活動はおもしろいですよ!プロ棋士でN高の卒業生でもある上野愛咲美さんと対局させてもらう機会をいただいたりしてとても楽しかったです。
ー将来の夢を教えてください
大学進学を希望していて、その先の夢は臨床工学技士(※1)になりたいなと思っています。もともと医療分野と工学の勉強が好きで、その両方を組み合わせた職業だったので興味がわきました。
※1 医療機器の専門医療職。病院内で、医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当するメディカルスタッフの一職種で、現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリスト
ー最後に。N高へ進学・入学を考えている皆さんにメッセージをお願いします
自分の中で「これが好き!」というものがはっきりと決まっている人は、学校生活にも馴染みやすく、その分野も伸ばしやすいと思います。特にこれといって好きなことがない人でも、N高にあるいろいろなプログラムを有効活用すれば何か興味が持てるものを見つけることができるのではないかなと思います。ですのでN高に入学したら、少しでも気になることはとにかく体験してみてください。
■宇津泉美さん S高 1年(通学コース 名駅キャンパス 週1コース生)
ー囲碁をはじめたのはいつからですか?
小学2年生からです。幼馴染が誘ってくれたことがきっかけでした。その頃は近所に住んでる方に習っていたのですが、小学5年生から本格的に囲碁の教室に通い始めました。
ーS高に入ったきっかけを教えてください
もともと全国高校囲碁選手権大会に出ることを目標にしていたので、全日制の高校に通うと囲碁の教室にしっかりと通えなくなってしまうなと思っていました。通信制高校を調べている時にS高をみつけたのがきっかけでした。最初はネットコースで入学したのですが、全国高校囲碁選手権大会の名古屋大会に出場したくて、7月から通学コースに変更しました。ネットコースだと名古屋大会ではなく、違う場所で大会に出場するというルールがあったので。名駅キャンパスにはまだ入学したばかりですが友だちもできました。
ー夢だった全国高校囲碁選手権大会、出場してみていかがでしたか?
今までも大会には出場していましたが、個人戦で全国レベルまでこられたのが初めてだったのですごく緊張しました。でも、対局中は意外と平常心でいられました。囲碁の教室の先生が普段教えてくださっていることを思い出しながら対局していました。
ー普段はどれくらいの時間囲碁に取り組んでいるんですか?
囲碁の教室には毎日通っていて、だいたい13時くらいから始めて遅い時は20時くらいまでいます。
ー将来の夢を教えてください
すでに資格は持っているのですが、囲碁のアドバイザーになりたいと思っています。教えるには強くならないとなと思って今頑張っています。それともうひとつやりたいことがあって、鍼灸師になりたいと思っています。小学生の時にドッジボールをしていたのですが、体を壊してしまって練習に行けなかったり大会に出れない時期がありました。その時鍼灸院で治してもらって「すごい!」と思って、私もやりたいなと思ったのがきっかけです。
このふたつの職業を両立するのが夢ですね。
ー最後に。S高へ進学・入学を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
自分のやりたいことや趣味、またはやらなくてはいけないことがある人もいると思うのですが、S高は自分のペースに合わせた生活ができるところがとてもいいと思います。実際に私も勉強は空いた時間にしています。通学コースはプロジェクトNの授業などで普通では学べないことを学習できるのがよいところ。プログラミングを学べるのもいいですよね。覚えたら将来絶対有利になるじゃないですか!そういう部分がおすすめです。
大きな大会で対局を終えた直後でも、明るく笑顔でインタビューに答えてくれた牧野さん、宇津さん、ありがとうございました。
これからも頑張ってください。応援しています!
■第45回文部科学大臣杯 全国高校囲碁選手権大会 全国大会 女子個人戦 結果
https://www.nihonkiin.or.jp/event/amakisen/highschool-gochampionship/45/result_girls_personal.html
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