N高等学校・S高等学校 ネットの高校ブログ

【オンライン職業体験:体験学習シリーズ 1】
MinecraftでSDGsを意識したバーチャルまちづくりに挑戦!

 

多くの生徒に人気があり、プログラミング的思考の育成など学習面でも注目を集めているものづくりゲーム「Minecraft(以下、マイクラ  ※)」を使った体験学習プログラム「Minecraftのスペシャリストとチャレンジ!N中・N高生100人と、バーチャルなまちづくり」が2021年3月1日、3日、5日の3日間にわたって開催されました。

 

※1 ブロックを設置して遊ぶものづくりゲーム。素材をもとに建物や家具などを作り、ブロックを組み合わせ、オリジナルの世界を構築していく。近年、プログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使用されることも多い。

 

本プログラムでは、N中等部生、N高生100人が、マイクラ上で長野県で最も面積の小さな自治体である小布施町の建築物を写真や地図を見ながら再現し、SDGs(エスディージーズ ※2 )を意識した町にアップデートするプロジェクトを行いました。

 

※2 「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月に国連で開かれたサミットにおいて決められた、2030年までに達成されるべき国際社会共通の目標。「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など17の目標とそれぞれの目標に付随するより具体的な169のターゲットで構成される。

 

また、Minecraftで軍艦島を再現し注目を集めた大学生プロマインクラフターの加藤陸さん、Minecraftを使った教育を実践されている安藤昇さん、小布施町の前町長でもあり、観光庁認定の“観光カリスマ(※3)”である市村良三さんにもご協力いただきました。

 

※3 地域観光振興の核となる人材を育てていく目的で、特色ある観光地づくりに貢献した人々を先達として選定したもの。

 

■チームワークを高める1日目

マイクラ上でのまちづくりはグループで行うため、グループメンバー同士で、指定された建物を作る作戦会議を行いました。建物にSDGsの要素を入れるためにはどうしたらいいのか、メンバーの得意分野に合わせた役割分担などを話し合い、マイクラに慣れていない生徒に、操作に慣れている生徒が操作方法を教える姿が見られました。

 

グループでのやりとりの中でも、最終的にどの意見を採用するのかという「合意形成」は非常に難しいことです。

今回は合意形成の「ステップ」や「レベル」を伝え、グループメンバー全員でアイデアの合意形成に至るところまでの工程にチャレンジしました。

 

マイクラ上でのまちづくりを進める2日目

グループメンバー全員で決めた役割分担に基づいて実際にまちづくりを始めました。あるチームは、2日目終了時点でこの完成度!

 

 

初日に決めた役割分担に沿って、プログラムがない日もメンバーで声を掛け合い、取り組んでいました。

同じグループのメンバーでも、授業を受ける時間が違っていたり、それぞれ予定もあるため、マイクラ上でコメントを書き込むボードを自主的に活用しながら、効率的に作業の引継ぎをしていました。

 

ついにまち完成した3日目

この日は制作物の発表会。各グループごとに制作した建物を紹介し、ゲストの加藤陸さん、安藤昇さん、市村良三さんからコメントをいただきました

3日間で作り上げたとは思えない建物のクオリティに、スタッフだけではなく、ゲストのお三方からも称賛の声が寄せられました。

 

ゲストのみなさんからいただいたコメントです。

 

加藤陸さん

コマンドを打つ職人がいたり、内外装を整える担当がいたり、他のチームの“まち”ときれいにつながるようにしたり、いろんなところに気を遣いながら作っていることが伝わってきました。自分も経験がありますが、他のメンバーと一緒に作業をしていくと、方向性の違いでうまくいかないことも出てきます。今回、オンライン環境で、かつこの人数で、これだけ大きなまちができたのはすごいこと。とても感動しました!

 

安藤昇さん

大きなプロジェクトをやるにはいろいろな特技を持っている人が必要となります。自分はプログラミングが得意ですが、それだけではいいものはできない。芸術的センスとか企画力とかも必要になってきます。今回のプロジェクトでそれぞれの特技を活かしながら作りあげたことは、社会に出たときにきっと財産になると思います。ぜひ今後にこの経験を活かしてほしいと思います。自分もこの3日間はすごく楽しくて、コメンテーターというよりは、みんなと一緒に楽しんでいました。本当にありがとうございました。

 

市村良三さん

すばらしい“まち”を見せていただいて、小布施があらためて魅力のある“まち”だったということに気づかされたし、今回見せていただいた“まち”に近づけなくてはいけないなと思いました。体験学習の期間中のみなさんは、建築設計家でもあったし、造園家でもあったし、まちづくりのプロデューサーでもあったと思います。今回は小布施に直接 来ていただくということは叶いませんでしが、いつかぜひ、小布施にお越しいただき、直接お会いしていろんなことを教えてほしいです。本当に良いご提案をいただきありがとうございました

 

参加した生徒たちからは「マイクラを楽しみに参加したけど、チームワークについても学べた」「マイクラを通して友だちが作れた!」「今回“まち”を作ってみて小布施に興味がわき、行ってみたくなった」という感想が寄せられました。

 

今後もマイクラを使った職業体験・ワークショップなどさまざまな体験を用意していきます。

お楽しみに!

 

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