ネットの高校ブログ
N高生の国際交流 オックスフォード大学国際教育プログラム2018 <Part1>
【現役のオックスフォード大生を囲んで】
慶應義塾湘南藤沢高等部:慶應、N高等学校:N高
(以下略)
1列目(左より):N高Kさん、慶應Bさん、N高Mさん、慶應Kさん、
2列目(左より):N高Sさん、慶應Yさん、慶應Nさん、N高Tさん、N高Iさん
N高では、国際的な生徒育成を目的として、世界の提携校のプログラムに参加する生徒を毎年募集しています。今年で3年目となるアメリカのスタンフォード大学のプログラムに続き、今回初めてイギリスのオックスフォード大学の国際教育プログラムに参加しました。
今回私たちが参加したのは、世界最高水準の英語教育・教授法をもつ、オックスフォード大学で学ぶサマープログラムになります。文化や芸術、政治など教養に欠かせない分野を盛り込んだテーラーメイドでのプログラムを、ハリーポッターや不思議の国のアリスの舞台となった400年の歴史を持つ美しい石造り校舎で学びます。
(海外大学国際教育プログラムについて:https://nnn.ed.jp/about/attractive/subject/stanford.html)
日程は8月19日(日)〜 8月29日(水)の11日間。N高生5名と、合同参加校である慶應義塾湘南藤沢高等部の生徒4名の計9名にて、プログラムに参加してきました。今回私たちが訪れたオックスフォードですが、非常に歴史ある建造物が並ぶ美しい街並みで、まるで中世の物語の世界のようでした。
オックスフォード大学は38のカレッジで構成されており、中心となる1つのキャンパスは存在しません。それぞれのカレッジでは、実際の授業が行われるだけでなく、図書館や学生が衣食住を行う寮など、学生生活に必要なすべてが揃っており、それぞれのカレッジに個性があることが特徴です。
私たちは、1879年に開校され、様々なカレッジの中でも特に歴史の深いLady Margaret Hall collageで生活を過ごしました。
プログラム中の授業については、『自然科学系』、『人文科学系』、『社会科学系』、『アート・芸術系』の授業がテーラーメイドで構成され、オックスフォード大学の先生方が少人数クラスで授業を実施してくださいました。
非常に優秀な先生方から指導を受け、生徒も熱心に授業を受けます。
とくに、クリティカルシンキング(あらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための思考方法)や哲学の授業が好評で、「頭フル回転で疲れたー」という感想や、国際関係論の授業では、「イギリスで国際関係論といえば、EU中心の関係だった」、「(先生のEU諸国に関する膨大な知識量を前に)あの先生は何者なんだ……」という感想がありました。
また、生徒たちは“授業では受け身の姿勢では何も得られない”という点をとくに学んでいました。
オックスフォード大学では、先生方がわざわざ時間を作って生徒が質問するスタイルではなく、授業の中で自ら生徒が発言する主体性が求められます。初めは慣れなかった生徒たちも、「これがオックスフォード流だ」と学び、積極的に先生方に質問をしていました。
実際の授業だけなく、現役のオックスフォード大生との座談会の場を持つことができました。
現役のオックスフォード大生の話を聞く生徒たちは真剣そのものです。
世界トップクラスの大学で、自分自身にとって実りある時間とするため、生徒たちはたくさんチャレンジをして、多くのことを学んでいました。
次回、「N高生の国際交流 オックスフォード大学国際教育プログラム2018<Part2>」では、授業以外の交流やイギリス観光についてお話したいと思います。
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