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「N高起業部特別審査会2019」<Part2>
最終審査 二期生最終プレゼンテーション

「N高起業部特別審査会2019」<Part2> 最終審査 二期生最終プレゼンテーション

 

※「「N高起業部 特別審査会2019」 <Part1>一期生報告「第一号法人登記チームの誕生」」もご覧ください。

 

「特別審査員の入場です。大きな拍手でお迎えください!」

背筋をピンと伸ばしてその時を待っていた生徒たちの前を、2人の特別審査員が会場に入場。

起業部二期生の最終審査を務めるのは、夏野剛氏(株式会社ドワンゴ代表取締役社長・慶應義塾大学特別招聘教授)と高宮慎一氏(株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー)。言わずと知れたビジネスとベンチャー投資のプロフェッショナルである。

 

 

 

特別審査会で最終審査を受けることができるのは、全国から集った8チーム。

ここに到るまで、約半年前からスタートした書類選考・面接選考に加えて2つの選考があった。これらを通過しなければこの場に辿り着くことはできない。言わば、選ばれたチームのみが出場できる場として、特別審査会は高校生活の貴重な晴れ舞台でもある。加えて、日本を代表するプロフェッショナルの方を前にしたプレゼンテーション。出場生徒にとっては、まさに人生のターニングポイントになる1日だ。

最終審査のプレゼンテーションで1チームに与えられた時間はわずか4分間。

ここまでの試行錯誤の結果を最大限に表現しなければならない。半年間の集大成、起業部メンバーになれるかなれないかの天王山。「起業に挑戦したい」という大きな志を抱いている高校生にとって、この審査会は心臓の鼓動が聞き手まで伝わってくるくらい未知の体験となった。

 

いよいよプレゼンテーションがスタート。各チームが順番に、実現したいビジョンやビジネスプランを発表し、特別審査員との質疑応答に臨んだ。審査員も高校生の発表に鋭い眼差しを向ける。実に緊張感の溢れる時間だ。

 

本質に迫る質問が生徒たちに投げられたが、激励とも言える助言や応援してくださるコメントも多かった。生徒の情熱が届いたのだろう。

終了後に生徒が語った「もっとボロボロに突っ込まれるかと思っていたけれど、アドバイスがもらえたことに驚いた。本気で応援してくれていると感じてとても嬉しかった」という言葉が印象深い。

 

全チームが発表を終了した。審査結果はまだ出ていないわからないが、そこには挑戦をやりきった充実した表情をした生徒たちの顔があった。

約半年間の準備期間…いやもしかしたら、これまでの人生のすべての経験を注いで辿り着いた地点に立った瞬間の境地。

「今日だけは、自分で自分を褒めてあげたい」と語る彼ら、彼女らの瞳には、自立した人間の力強さが輝いていた。

 

※「「N高起業部特別審査会2019」<Part3>審査結果発表、二期生決定!」に続きます。

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