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『がんばらなくても死なない』の著者、漫画家・竹内絢香氏による特別授業
「自分の悩みをマンガの手法で分解してみよう!」

 

7月28日(火)にマンガ家・竹内絢香氏とKADOKAWA編集者吉見 涼氏による特別授業、「マンガ家竹内絢香×KADOKAWA編集者が教える、SNSで共感されやすい作品の作り方 〜自分の「もやもや」をマンガ・文章にして発信してみよう!~」を実施しました。

 

竹内さんの新刊『がんばらなくても死なない』(KADOKAWA)は、自身の悩みを編集者と話しながら分解してできあがった作品で、「気持ちが楽になる方法」をヒント付きで解説したものとなっています。

今回の授業では、竹内さん自身が悩みをどのようにかみ砕いてマンガにしたのか、また、表現することで救われた体験などについてお話しいただきました。

 

※ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。

「がんばらなくても死なない」著・竹内絢香氏による特別授業。SNS時代に悩みをマンガ・文章にして発信する方法を学ぶ

 

 まず最初に、SNSで共感してもらうためのコツについて解説していただきました。

多くの人が見ているSNS上で「共感されやすい作品とは、実はふつうのこと」と竹内さん。

 

例えば、「サルに育てられた」と「口うるさい親に育てられた」だと、どちらが共感を生むか?という例を紹介。「サル」のエピソードには驚きや話題性はあるものの、「私もそう!」という共感は得られにくいですよね。一方で「口うるさい親」に育てられた体験のほうが、より多くの人にとって想像しやすく共感できる内容です。

 

SNSで伝える時、「自分の悩みごとって普通だけどいいのかな?」と疑問に思う人にとっても、特殊な内容である必要はないと理解できる心強いお話でした。

 

また、『「わかる!」と思ってもらい、いいねやRT(リツイート、拡散のこと)されるには?』というテーマに対しても、読んだ人が「私も!」、「私は、こうだった」と語りたくなるような「ふつうのこと」が話題になりやすいとのことでした。

 

続いては、事前に募集した生徒からの悩みを漫画にして、解決していただく時間です。悩みの内容はこちら。

「勉強や夢、資格試験などやることもやりたいこともたくさんあるのに、いろいろと言い訳を心の中でしたり、順番がごちゃごちゃになり結局やる気がなくなって手付かずになり、何もできていません。この意志の弱さをなんとかしたいです」

 

この悩みについて竹内さんは、分かってはいることとやらなければならないことの差に着目して、分かりやすく漫画にして解説してくださいました。

 

やる気が出ず手付かずになっている現状に対し、やらなければならないことを富士山のように高い山のように感じてしまうから、心が折れてしまうのだと説明。例えば、ゲームをしていて、自分がまだレベル2なのにラスボスに出会い、戦意喪失してしまうようなものだと……。

 

 

 

解決策を導くには、まずは「悩み事を表現→分解してみる」という方法があるとのこと。最初に「自分の置かれている状況」を整理できれば大きな一歩だと勇気づけるようにお話されていました。

 

 

また、成果ではなく、変化に目を向けて、

「机に座れた私エライ!」→座れたら「ノートを開ける」→ノートを開いたら「描き出すことができる」といったように、段階を踏んで変化を積み重ねる具体例を示してくださいました。

 

変化していく過程にベストを尽くすことが大事であることは、竹内さんが大学時代に出会った教授の言葉からヒントを得たそうです。

 

 

 

 

SNSでつぶやくことで自分の悩みを書き出すことが悩み解決へのヒントになるともお話されていました。

あわせて、SNSの注意点として、「誰かを傷つけないか?」ということを念頭に置く大切さについても触れられました。

 

最後に、「これはみんな知っていることだよね……?」とSNSで伝えるのをためらう場面があっても、それが自分の伝えたいことなら伝えてみようということ、そして、ふつうこそが共感を得る王道でありコツであるということを改めて教えてくださいました。

 

また、吉見さんには編集者の立場から、SNSで話題になりやすいテーマについてお話ししていただきました。竹内さんからも時事と絡めたテーマは広まっていきやすいので、「日常からアンテナを張ることが重要である」と、メッセージをいただきました。

 

今回の特別授業では、将来、書籍(小説、マンガ、イラスト)を出版したいと考えている生徒だけでなく、自分の気持ちをどう表現し、SNSを通じてどう発信していくのが良いかを学びたい中高生に向けて、漫画で分かりやすく解説していただき、ヒントを得ることができた時間となりました。

 

竹内さん、悩み解決のヒントからSNSでの上手な発信の仕方まで、貴重なお話をありがとうございました。

身近なSNSを活用した自己表現を通して、それぞれの生徒が良い変化を手にしていくことを期待しています。

 

 

■竹内絢香氏プロフィール

1987年8月5日、富山県生まれ。

小さいころから絵を描くのが大好きだったけれど、大人が言う「絵描きなんて食えない」を信じて、まじめに進学したのち就職。某メーカーにて海外営業を経験する。

「やっぱり絵を描く仕事につきたい!」という気持ちと、幼少期からの英国好きが高じて勢いで脱サラ・渡英。ロンドンの美術大学に私費留学ののち、ポンドが底を尽きて帰国。

現在は夢だった漫画家として、日本で絵を描いて暮らしています。ビールとお肉が大好き!

【公式Twitter】https://twitter.com/ayakatakeuchi56

 

■KADOKAWA編集者・吉見 涼氏プロフィール

KADOKAWAコミックエッセイ編集部所属。コミックエッセイや実用書を中心に編集を担当。近刊の担当作だと『主婦の給料、5億円ほしーー!!!』(鳥谷丁子)、『がんばらなくても死なない』(竹内絢香)、『じじ猫くらし』(ふじひと)、などがある。

 

<N予備校>

以下の方法で視聴することができます。

【PC】 視聴URL:https://www.nnn.ed.nico/lessons/482530965

【スマートフォン】 アプリメニュー→「授業」→「過去授業」→「特別授業」を選択

※N予備校でのアカウント登録が必要です。

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