1限目に行った全国のキャンパスを中継でつないで開催した仮装コンテストは、全19キャンパスを2つのグループに分け、グループごとに仮装No.1を決定するというもの。

キャンパスごとに自分の仮装についてプレゼンし、自分がいいなと思ったキャンパスに投票します。

 

投票の結果は……仮装した安倍元総理が率いる「紅葉を見る会」が見事No.1を勝ち取り、京都キャンパスが仮装コンテストで優勝しました！

このチームは、安倍元総理の被り物をして「アベノマスク」と思われるマスクを着用した総理役の両脇に、SPらしき人物が立ち、総理の雰囲気を醸し出していました。

 

また、「桜を見る会」をもじったチーム名や、被り物で話せないことをカバーするように「総理に代わって私が……」とSPが話し始めるところなどに彼らのセンスが光ります。

他のキャンパスはアニメやゲームのキャラクターなどのコスプレが多数だったのに対し、時事ネタを題材として取り入れ、ひねりのきいた独自性とユーモアが評価されました。

 

2限目のそれぞれのキャンパスごとに行ったイベントでは、感染対策をとりながら2つのゲームをしました。

最初は「水平思考ゲーム」という謎解きゲーム。これはグループ対抗で出題者に質問をしながら、隠されたストーリーを当てるゲームです。

 

◆ ルール

・質問は、YesかNoで答えられるもの

・質問の答えが分からない・関係無い場合は、無回答とする

・核心を突く質問だった場合「良い質問ですね」と言う

・正解した班に1ポイント、複数の場合、正解した全班に1ポイント

・不正解の場合は得点なし

・Google、Yahoo等のインターネット検索は禁止

 

まず、ストーリーの一部が出題されます。「ジョナサンは一歩うしろに下がった。そして彼は死んだ。」

これに対し、その理由、つまりストーリー全体を解き明かすために、グループの仲間と協力して考えながら質問をします。

今回の答えは、「ジョナサンは高層ビルの最上階付近で窓拭きをしていた。仕事を終える前に、鏡のような窓で髪を整えた。下で新しいガールフレンドが待っていたからだ。最後にジョナサンは全身の着こなしチェックしようとして、うしろに最後の一歩を踏み出した。」というものでした。

ジョナサンがこのような状況にいたことを探り当てれば正解だったのですが、残念ながら正解したグループはいませんでした。少し難しかったようですが、グループ内での会話は弾み、良いコミュニケーションのきっかけにもなったようです。

時間の都合上、1問だけしかできなかったですが、またいつかこのゲームをしてみたいと思いました。

 

次に「カタカナーシ」というコミュニケーションゲームをしました。水平思考ゲームとは異なり、グループに分かれるものの対抗戦は行わず、グループ内のメンバーだけでゲームを行います。

 

◆ ルール

・自分の手元に渡された紙（お題）だけ見る

・その中身は他人に教えない

・紙に書いてあることをカタカナ言葉を使わずに他の人に説明する

・誰も分からなかったら飛ばしてOK

・全員説明したら、誰の説明が一番分かりやすかったか投票する

 

「レジャー」や「ベランダ」など私たちが日常的に使う言葉を、“カタカナ”を使わずに相手に説明します。新たな言葉を生み出したり、ジェスチャーをしながら説明しますが、苦戦しているグループが多く、とても難しかったです。しかし、たくさんのグループが次々とお題をおかわりするほどとても盛り上がりました。

 

こうして、楽しかったハロウィンパーティーもあっという間に終わってしまいました。少し寂しいですが、余韻に浸りながら次のイベントを心待ちにしている生徒たち。通学コースで一番大きいイベント「キャンパスフェスティバル」がもうすぐ始まるのです。

 

今回はオンライン上での開催ということで、どんな仕上がりになるのか今から楽しみです。それまで、元気に学校生活を送りながら、準備や絆作りをしていきたいと思います！