N高等学校・S高等学校ネットの高校ブログ

一覧へ戻る

N/S高全体ネット部活

【N/S起業部】VC起業家 榊原健太郎氏による特別講義と1月入部生のご紹介!

【N/S起業部】VC起業家 榊原健太郎氏による特別講義と1月入部生のご紹介!

 

本気で起業を目指す、N/S高起業部

今回のブログでは、2022年2月1日(火)に開催された榊原健太郎氏(株式会社サムライインキュベート  代表取締役)による特別講義の模様と、選考を通過して1月から活動を開始した起業部 新入部員のご紹介をお届けします。

 

まずは特別授業の様子から。

今回はN/S高アントレのメンバーも初めて起業部の特別授業に参加しました。榊原さんは、医療機器メーカーや創業期のアクシブドットコム(現 VOYAGE GROUP)等を経て、 2008年3月にサムライインキュベートを設立されました。

創業期のスタートアップを中心に投資・成長支援をするVC(ベンチャーキャピタル)事業や、投資先起業家との共同生活を行い、2011年に起業家のためのコワーキングスペースを開設しました。2014年にはイスラエルへ移住し、日本初のインキュベーターとして現地拠点を開設、その後はアフリカにも進出されています。

 

今回は「起業家に必要なマインドと具体的な行動方法〜どうすれば、成功に辿り着けるのか?〜」と題し、N/S高起業部員に向けた特別講義を実施していただきました。

 

講義前半では、一人ではコンビニや床屋にも行けなかった、友人を誘う勇気も持てなかったという幼少期からの過去を振り返りながら、小学校時代でたまたま抜擢された応援団長での成功体験や、戦死されたおじい様が戦地から書いた手紙を読み、戦争や死生観について考えた経験を経て、自分を変えたいという原動力になった榊原さんの原点。サムライインキュベートを設立後さまざまな不安の中でも変革に挑戦し続ける起業家としての思いについてお話いただきました。

 

また、たくさんの起業家を見てこられたご経験をもとに「起業家として成功する人の具体的な行動12」と題して、普段から意識できそうなポイントを高校生にもわかりやすくお伝えいただきました。

 

講義後半では、質疑応答の時間を取っていただき、生徒から事前に寄せられた質問に対して一つ一つていねいにご回答いただきました。

質疑応答の内容の一部を紹介します。

 

質問:起業家にとって重要な、ストレス耐性を身に着けるための習慣はありますか?

回答:体力をつけて、健康的な生活を送るという人として基本的なことがまずは大切です。食事や運動、睡眠に気をつけて生活をしています。成功している起業家は、ランニングをしている人が多いですね。

 

質問:金融経験0でファンドを立ち上げたそうですが、事前に金融の勉強をしましたか?

回答:特に勉強などしていませんでしたが、協力してくださる方もいたのでタイミングがよかったと思います。自身の経験の有るなしにかかわらず、他の人がやらないことや、人がやって欲しい時にやるということが大切だと思います。

 

質問:イスラエルやアフリカへの挑戦について周囲の反対もあったかと思いますが、どのようにして実現、たどり着くことができたのでしょうか?

回答:色々な意見はありましたが反対は少なかったです。私のミッションである『できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える』を周囲が知ってくれていたことに後押しされました。

 

質問:注目している新規事業や成功する事業の特徴を教えてください。

回答:人の悩みを解決するところからビジネスが発生すると思っているので、日々、目の前にある課題にどうアプローチし、解決できるかを考えるという視点を持つと良いでしょう。

 

このほかにもたくさんの質問が寄せられ、時間が足りないほどでした。生徒たちの表情からも、榊原さんの熱い気持ちに心を動かされた様子が見えました。

 

以下は受講後の生徒の感想をいくつか紹介します。

・私も榊原さんのように社会を良く変えていけるサムライになり、数年後「実はサムライインキュベートの榊原さんの講義を聞いて人生が変わりはじめたんですよね!」と、メディアに出て言わせていただくことができる人間になれるよう頑張ります。

 

・榊原さんがアフリカやイスラエルなどに投資をしている話は大変興味深かったです。特に、アフリカの政府は通貨に関わる部分は規制があるが教育などは特にないとおっしゃっていましたが、その話を聞いて、絶対に自分もアフリカに進出すると決意しました。

 

・世界の課題を解決したい、日本をもっと海外に誇れる国にしたいという榊原さんの思いと、それを実現するために幾多のリスクがあるにもかかわらず、行動に移されてきたそのお姿に心打たれ、まさに「サムライ」であると感じました。私も「世の中の役に立ちたい」という目的のために起業を選んだので、頑張って日本や世界に貢献できるような人物になりたいと思います。

 

・たくさんのインスピレーションをいただきました!本当に最高の授業でした。『できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える』大切にしていこうと思います!

 

生徒たちの感想からも、講義の熱気が伝わってきます。榊原さん、貴重なお話をありがとうございました。

続いては、2022年1月から新たに起業部へ加わった新メンバーを紹介します。

昨年12月に第4期生を選考する入部審査を実施し、3チーム計3名が新たに起業部の仲間に加わりました。

 

募集説明会には約270名が参加し、そのうち33名が正式エントリー。一次審査では書類選考、二次審査ではプレゼン動画と面接による選考を実施しました。

面接では、起業部特別メンターの横山創一氏(CiXホールディングス株式会社 代表取締役社長)も審査員として参加してくださいました。

 

面接審査の結果、3チーム3名がN/S高起業部4期生の1月入部生として新たに起業部への入部が決定。2022年1月より本格的に活動をスタートしました。

 

 ■起業部4期生1月入部生のプロジェクト一覧

・タネット(斎田昊希さん)…貴重な伝統品種の種を、交換を通して未来に残していく事業

・OZORA(高橋元さん)…ドローン事業者とパイロットの連携を行い、安全運用するためのサービス

・ブルーブロックス(森田悠斗さん)…DIYや組み立て家具の設計図をARで立体で確認できるサービス

 新たに起業部へ加入した3名のメンバーの入部動機や今後の目標などを紹介します。

■タネット( 斎田昊希さん N高・2年)

 

斎田さんコメント

種を未来につないでいくことを目標として、インターネット上で固定種の植物の種を会員同士がシェアできるコミュニティーサイトを作ろうと考えています。自ら自然農法を実践する中で、日本の伝統品種が絶滅の危機にあることを知り、種を未来に残すための事業をしたいと思っていたことから起業部への入部を決めました。種には複雑な法律が定められており、 事業を進めるうえでさまざまな壁がありますが、 起業部での学びをしっかり吸収し、サービスを形にできるように頑張ります。

OZORA(高橋元さん  N高・2年)

 

高橋さんコメント

ドローン事業者とドローンパイロットとの連携をより密に行い、安全運用するためのサービスを展開していきたいと考えています。前回N/S高アントレに参加して、起業により興味を持つようになり、今なら自分のアイデアを実現するチャンスだと思い起業部に応募しました。起業部では全力で実現のために取り組んで、自分が思い描く社会を目指してチャレンジしていきます!

■ブルーブロックス(森田悠斗さん N高・2年)

 

 

森田さんコメント

DIYや組み立て家具の「設計図がわかりづらい」という悩みを解消できるサービスを考えています。ARで立体の設計図を確認することができ、ユーザーの作業時間の短縮や正確性の向上を目指します。入部したからには、起業を目指して全力で活動していきます!起業部入部や起業はあくまで中間点と考え、ずっと成長していけるような人になりたいと思います。

起業部入部はゴールではなく、スタートです!

彼らの挑戦にぜひご期待ください。

一覧へ戻る

その他の記事

「マレーシア大学進学ミニフェア@代々木キャンパス」が開催されました

N/S高全体

「マレーシア大学進学ミニフェア@代々木キャンパス」が開催されました

【起業部】自分なりの工夫で稼ぐ「1万円チャレンジ」とは!?

ネット部活

【起業部】自分なりの工夫で稼ぐ「1万円チャレンジ」とは!?

【投資部】株式会社ブイキューブへ企業訪問に行ってきました

ネット部活

【投資部】株式会社ブイキューブへ企業訪問に行ってきました

CONTACT

ネットの高校について
詳しくはこちら

入学相談

資料請求

説明•相談会