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【プロジェクトN】水口哲也氏特別講義『ゲームは視覚から体験の時代へ』

 

※このブログは、心斎橋キャンパスの1年生、宮脇彩菜さんに書いていただきました。

 

11月の「プロジェクトN」では、健康維持に関する正しい情報と方法を若い世代に広めることを目的として「ヘルスケアゲーム 」を考える授業に取り組んでいます。

 

※ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。

~【プロジェクトN】活動レポート~ゲームクリエイター・水口哲也氏による特別授業 ヘルスケアゲーム制作プロジェクト

 

ゲームを作るにあたり、11月29日(金)に、PlayStation®2用のゲームソフト「Rez(レズ)」やPlayStation®4用ソフト「テトリス® エフェクト」などで有名なゲームプロデューサーであり、米国法人エンハンス(Enhance)代表取締役の水口哲也氏を講師にお招きし「ゲームの未来について」というテーマの特別授業を実施しました。

 

〈水口哲也氏プロフィール〉

クリエイター、メディアプロデューサー。1990年にセガに入社し、数々のゲーム作品を生み出す。独立後、Resonair (レゾネア)株式会社、Enhance(エンハンス)社、シナスタジアラボなどを設立。代表作に「ルミネス」(2004)、「Child of Eden」(2010)、「Rez」(2012)、「Rez Infinite」(2016)、「Tetris(R) Effect」(2018)などがある。共感覚的な体験をテーマに創作を続けている。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授なども兼任。

 

 

とてもワクワクした雰囲気の中、講義がスタート。

まずはさまざまなゲームの紹介をしてくださいました。年代別のゲーム機やソフトの登場に生徒たちは目を輝かせていました。

紹介していただいたゲームは幅広く「Rez」や「テトリス®エフェクト」といった有名なものから、私たちの知らない古いものまでたくさんありました。

 

Rezは、シューティングゲームに音楽ゲームの要素を合わせたもので、操作に合わせてBGMが変化し、プレイヤーに陶酔感を生み出す共感覚ゲーム。進化版の「Rez infinite」ではVRで楽しめるようになっています。

 

テトリスとはパズルゲームの一種で、縦20行 × 横10列からなる格子の任意の1 ~ 4段がすべてブロックで埋め尽くされると、その段が消滅し得点となる有名なゲームです。

水口氏は、これ以上手を加える必要がないと言われていたテトリスで「人を泣かせたい」と思い、テトリス®エフェクトを制作したそうです。

 

続いて、ゲームの未来について語っていただき、水口氏によると「ゲームはこれから30年で大きく変化する」とのこと。

一体どういった変化をしていくのでしょうか…

『ゲームは視覚から体験の時代へ変わっていく』それが答えだそうです。

 

 

さらに、体験とはどういったことを指すのか?ということを動画付きでわかりやすく解説してくださいました。

大事なのは「共感覚」だと言います。

 

今、画像の解像度はどんどん高くなっていますが、人間の目は8Kまでしか違いがわからないそうです。

そこで大事なのが、音や触覚。

「自分が指揮者であるかのように音楽に合わせてゲームを動かすことができたらとても気持ちがよくないか」というわかりやすい例えに深く納得しました。

 

また、最初は音楽になっていない音がプレイに合わせて少しずつ音楽になっていった時の一体感についても「バンドで練習していて初めて音が揃った時、感動しないか」などと、とても想像しやすい例を用いて説明してくださいました。

 

体全身で、振動などを感じられるスーツなども紹介してくださり、感動のあまり思わず「すごい」と言葉をこぼす生徒も見受けられました。

 

最後に水口氏は、どうすればRezやテトリス®エフェクトのような自由な発想ができるのか教えてくださいました。

 

大切なのは、「今の技術や環境では受け入れられないものも、いつか受け入れられるようになる」「同時にいくつかのことをゆっくり考えていれば、1つ解決した時にすべて解決することもある」など、「発想を未来に飛ばす」ことだそうです。

「こうなってほしいという未来があるなら、自分で作る。そうするとその未来は実現する」その言葉がとても印象深かったです。

 

ゲームを通してそれを体現してこられた水口氏の説得力のあるお話に、理想の未来は自分で生み出すことができると教わり、勇気をもらいました。

これからの私達の未来について、またゲームの未来について考えるきっかけとなるような素敵な講義をありがとうございました。

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