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高校eスポーツの大祭典「STAGE:0」決勝当日に密着!

高校eスポーツの大祭典「STAGE:0」決勝当日に密着!

 

2020年9月19日(土)~22日(火)に行われた「STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2020 決勝大会」にN高からたくさんの選手が参加しました。

 

希望する選手たちはN高eスポーツ部のスポンサーである「株式会社ユニットコム」様、「株式会社フェルマー」様のご支援のもと、「東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校」の教室を借りて大会に参加しました!

 

◆ニュース記事からも詳細をご確認いただけます。

「N高チーム 全国高校対抗eスポーツ大会「STAGE:0」決勝大会フォートナイト、リーグ・オブ・レジェンド部門で優勝 クラッシュ・ロワイヤル部門で準優勝」」

 

■フォートナイト部門

 

 

全国から勝ち上がった90チーム中、N高のチームがなんと14チームという状態で迎えた全国大会当日。選手たちはモニターやPCの設定を行い、大会に向けたウォーミングアップをしていました。

 

フォートナイトは、100人の中から最後の1人やチームまで生き残って、”ビクトリーロイヤル”を勝ち取るバトルロイヤルシューティングゲームですが、素材を集めて壁や階段を「建築」できる機能があるのが特徴です。ウォーミングアップの様子を見ていると、ものすごい早さで建築を行っていて、全国大会に出場するにはエイム力(敵を狙う能力)などのFPS(フレームレート※1)に関する能力だけでなく、こういった建築に関する能力も必要であることを思い知らされました。

 

※1 フレームレート…1秒間の動画で見せるコマ数。この数値が高いほど、ゲームがプレイしやすくなる。

 

大会が始まる前、予選ラウンドの目標などをSlack(N高のコミュニケーションツール)で伝えて試合開始です。

 

 

 

 

生徒たちはプレイに集中して臨んでいて、いいプレイが出たときにはお互いに声をかけ合っていました。惜しくも攻撃を受けてしまった際は、試合の様子を見つつ次にどうするか、という話し合いができていたと思います。

 

予選ラウンドが終わって決勝ラウンドへ移る前に、コーチのキルアさんからアドバイスをいただきました。現地にいたスタッフからも生徒たちの緊張をほぐすような声かけがされ、程よい緊張感の中決勝ラウンドがスタートしました。

 

©2020. Epic Games, Inc. Epic

決勝ラウンドでは、1ラウンド目は落としてしまったものの、3ラウンド連続でビクトリーロイヤルを獲得するなど、び お ら選手とHYG_Chocoluv_-ω-選手が大活躍!見事フォートナイト部門の優勝を勝ち取ることができました。

び お ら選手が優勝者インタビューで放った「本気でやってるから!」は永遠に語り継がれる一言だと思います。

 

リーグ・オブ・レジェンド部門

なんと、優勝候補の「KDG N1」チームの選手たちが、交通機関のトラブルで集合時間にやや遅れるというひやりとしたスタートとなりました。選手たちが無事、東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校の玄関に現れたときには、今年一番の安心感を得た瞬間だったと記憶しています。

 

そんな決勝大会1日目は、コーチのリールベルトさん、和葉さんがオンラインでBAN/PICK(使用するキャラクターや設定を決めるドラフトのようなもの)に参加してくださいました。

 

© 2019 Riot Games, Inc. All rights reserved.

 

決勝大会初戦ということ、対戦相手の札幌新陽高校が奇策を用いてきたこともあり、試合内容としてはやや安定感に欠ける試合内容でした。何とか勝利はしましたが、「このままでは優勝できない!」と感じたメンバーたちは、1日目終了後に急遽ミーティングを実施。

1日目の試合の反省点、2日目にどう改善していくか、ということを、リールベルトコーチ、和葉コーチとともに前向きに話し、翌日に向けた準備を進めました。

 

2日目は1日目よりも早い集合時間でしたが、全員が時間通りに集合できたことに一安心。

この日はリールベルトコーチ、和葉コーチに現地まで来ていただきました。

実は、リールベルトコーチと選手たちが会うのはこれが初めてでしたが、オンラインで毎週意見交換や指導を行っていただいてることもあり、すぐに打ち解けて本番に向けた準備ができました。

 

2日目は準決勝で、ルネサンス大阪高校、決勝でクラーク国際記念高校 秋葉原ITキャンパスとの対決でした。

特にクラーク国際記念高校 秋葉原ITキャンパスには、春に行われた高校生コミュニティ大会で悔しい負け方をした経緯もあり、「絶対に負けたくない」という気持ちで試合に臨みました。

 

© 2019 Riot Games, Inc. All rights reserved.

 

試合開始前からBAN/PICK終了まで、選手だけではなくリールベルトコーチ、和葉コーチも一丸となって勝利を目指しました。

スタッフの私はリーグ・オブ・レジェンドに関する知識があまりありませんが、選手の後ろを常に歩く役を黙々とこなしておりました。というのも、「BAN/PICKのときにリールベルトコーチが後ろを歩いているとなんとなく落ち着く」とぷりも選手が話していたので、私も安心感を与えることができたらと考え……。

 

結果としては2対0でクラーク国際記念高校 秋葉原ITキャンパスを破り、見事優勝することができました!

春に悔しい負け方をし、チームのみんなが、そしてリールベルトコーチ、和葉コーチたちが一丸となって手に入れた勝利だと思います。

vann選手がインタビューで言っていた「去年とは一味違う勝利」というのは、みんなでチームを盛り上げていける、そんな新生KDG N1の強さがあったからかもしれません。

 

優勝のご褒美にリールベルトコーチが“お姫様抱っこ”をしてくれました。照れるリールベルトコーチも新鮮でしたが、生徒たちが優勝した瞬間と同じくらい喜んでいる姿も印象的でした。

 

■クラッシュ・ロワイヤル部門

 

STAGE:0最終日に行われたクラッシュ・ロワイヤル。

「Nexus」の選手3名、CHN I すずか選手、Dolphin選手、****(アスタリスク)選手は、すずか選手の家に集まって練習を重ねてきました。

また、当日にはブロック予選終了後からアナリスト(※2)として一緒に活動してくれていた方も現地に来てくださり、優勝に向けて大会に臨みました。

 

※2 eスポーツアナリスト…情報戦略でチームや選手をサポートするスペシャリスト。

 

試合と試合の間には、コーチであるFAV GamingのOzコーチ、けんつめしコーチ、Jackコーチ、Kitassyanコーチが声をかけてくださり、前の試合の反省点や次の試合についてのアドバイスをくださいました。

 

それ以外にもアナリストの方を含めた4人で次の対戦校の得意デッキ(持ちキャラクターの組み合わせ)を調べたり、それに対して自分たちがどういったデッキを使っていくかなどの話し合いを続けていました。

 

 

結果としては決勝戦で惜しくも敗れてしまい、準優勝となりました。

選手たちは優勝を目指してがんばってきたため、準優勝という結果に満足はしつつも、悔しさはかなり残った様子でしたが、****(アスタリスク)選手は大会前から今回の大会を機に引退することを決めていたようで、「最後の最後にみんなで大会に出られて、決勝まで来ることができて良かった」と話していました。

 

 

4日間、それぞれの生徒たちと一緒に大会に臨んで感じたことは、高校時代に部活動を通じて経験した青春がそこには確実にある、ということでした。

勝利に向けて切磋琢磨し、時には互いにぶつかり合うこともあるけれど、最後には「この仲間と一緒にできて良かった」ということをどの生徒も口にしていました。

 

次の目標は第3回 全国高校eスポーツ選手権。

リーグ・オブ・レジェンド部門では引き続きリールベルトコーチ、和葉コーチのご指導のもと連覇を狙って、ロケットリーグ部門では悲願の優勝を目指してHANAGUMIの方々のご指導のもとがんばっていきたいと思います。

 

生徒たちの青春を、皆さんも一緒に応援していただけたら嬉しいです。

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