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【N/S高投資部】1年間の活動を終えて

【N/S高投資部】1年間の活動を終えて

実際にお金を使って、株式投資に挑戦するN/S高投資部
投資部での約1年間の活動を終えた1年生の井上さん、2年生の鈴木さんに、これまでの活動について振り返ってもらいブログを書いてもらいました。

初めまして、投資部の井上です。
私の投資部での1年を振り返ります。

◆投資部志望理由◆
1. お金に興味があった
私が投資部を志望した理由の一つに、「お金に興味があった」という点があります。

皆さんが日ごろ食べている「料理」や、使っている「文房具」、乗っている「電車」など、ほとんどのものはお金と交換できます。そんな身近ながらも、どこか遠くに感じることもある「お金」ですが、私は中学時代から人一倍、お金に興味がありました。

きっかけは、皆さんも学生時代に一度は経験したことがあるであろう、”アレ”でした。何だと思いますか?
答えは、「アルバイト」です。
私は中学時代に「アルバイト(Webライター)」をしていました。
仕事を通して対価を得る経験を通して、「お金」に興味を持つようになりました。

2.村上世彰 特別顧問の講義を受講できる
「お金」に興味があった私には、どの学校の授業よりも村上世彰さんの講義を受けられることが、魅力的でした。村上世彰さんを以前より尊敬し、著書も拝読していたこともあり、迷うことなくN/S高 投資部を志望しました。


◆実際に入部してみて◆
1.「自由度」が高い
投資部に入部しおよそ1年が経ちましたが、いつも投資部の「自由度の高さ」に驚かされています。
村上顧問やゲストの講義、定例会などは原則出席ですが、他の部活と比べ、参加必須のイベントが少ない印象です。
その、”参加必須イベントの少なさ”が、実は、投資部の一番の魅力だと感じます。なぜなら、そのほかの時間を使って、自主的な活動を自らが発起し提案、許可が出ればすぐにでも活動が行えるからです。

2. 将来のためになる「投資」
私はプライベートでも投資を行っていますが、多くの投資家が「投資」だけをしている傾向にあります。
しかし投資部では「投資」だけでなく、投資をして「レポート」や「IR問い合わせ」「企業訪問」なども行います。そのような活動をする中、「稼ぐ投資」ではなく「学ぶ投資」が大事だと考えるようになりました。
今、「投資に少しでも興味のある」または「投資で一攫千金してやるぜ!」と意気込んでいる方は、投資部に入ってみてください。将来のためになる、「学ぶ投資」を実践できます。

◆苦労したこと◆
1.「村上さんの講義」で発言すること
投資部に入部し、最も思い出深く、最も緊張したのは、初めての村上世彰顧問の講義です。
専門家と学生が本気で議論する際の緊張感は、一般的な部活では味わえません。講義の後も、何度も何度も繰り返し「経済指標」や「市場(マーケット)の動き」について勉強し、村上顧問の講義でメモした内容を自分の言葉にして発言することで、成長できたとも感じています。


2. 投資で利益を出すこと
私が実際に投資部に入部して何よりも苦難したことが、「投資で利益を出すこと」です。
一度「大きな損失」を出し絶望していた私は、投資をする際の考え方を転換。「利益を出す」ことを意識せず、「損失を出さない」ことを意識することにしました。
投資は、利益を出すことよりも損失を減らす方が簡単で、シンプルと言われています。なので私は、現在では、「利益を出すこと」ではなく「損失を出さないこと」を意識し、投資に挑んでいます。

もし皆さんが投資部に入るなら、一つだけアドバイスさせてください。
『「投資」は、稼ぐためのツールではなく、学ぶための手段という意識を持って、ぜひ投資にチャレンジしてください』

◆投資部に入部後の変化◆
投資部に入部する以前、私は将来のビジョンを明確には持てていませんでした。
しかし、実際のお金で投資をし、ゲスト講義や村上顧問の講義を受ける中で、「お金」から「経済」へ興味が広がり、将来のビジョンも明確になってきました。
投資部に入って初めて、生涯をかけて学びたいと思えるものに出会うことができました。「経済」という広い世界全体を研究すること、それが今の私のビジョンです。


こんにちは!投資部の鈴木です。
ここからは、僕の1年を振り返ります。

◆投資部志望理由◆
1. 株式投資に興味があった
僕が投資部への入部を志望した理由は、中学生の時に祖父母が株式投資をしているのを見て興味を持ったことでした。
どこの高校を受験するかを考えていた時、「ないだろうな」と思いながらも「株式投資 部活 高校」と検索し、見つけたのが今所属しているN/S高投資部でした。

2.株式投資をすることによって、企業の動きに対する消費者の意見を知りたかった
株式投資と同時に、経営にも興味を持っていました。
株式投資なら株価に消費者の意見を反映しているのではないかと考え、株式投資をすれば、企業の経営判断が消費者の目にどう映るのかを学べるのでは?と思い志望しました。

◆入部して感じたこと◆
入部して感じたことは、想像よりも柔らかい雰囲気の部活だったということです。
入る前はガチガチの勉強一筋!みたいな人ばかりで、談笑なんてできないと思っていましたが、それは違いました。月に一回ある定例会では、自己紹介の後に軽い雑談をしたり、お互いの意見を言った後に自分の知らないことがあれば気軽に聞けるなど入部前のイメージとは180度違いました。

しかしながら常に柔らかい空気が流れている訳ではありません。
特別顧問である村上さんの講義の緊張感は、すごいです。自分のためになる話が多く、とても充実した時間です。

◆やりがいを感じたこと◆
投資部でやりがいを感じられて楽しい活動の一つに、自主ゼミという活動があると僕は思っています。
自主ゼミとは、いくつかのグループに分かれ、グループのメンバーで約3ヶ月間興味のある業界や企業について分析をして、それをスライドにまとめて発表する活動です。


自主ゼミはグループワークなので、自分の知らない投資や経済に関する知識を他のメンバーから教えてもらうこともあります。同時に、グループワークの難しさや楽しさを学べる活動です。
問題が発生することは多々ありますが、それを繰り返していくうちに、毎回のミーティング後にみんなでゲームをするまで仲良くなりました。普段の投資活動は基本一人なので、グループワークは新鮮ですし、なにより発表を無事に終えた時の達成感は最高です。

◆苦労したこと◆
1. 自主ゼミでのメンバーの雰囲気
楽しかったこともありますが、難しかったこともありました。
自主ゼミのリーダーです。自主ゼミは楽しい活動ですが、楽しい活動にするには工夫が必要でした。グループワークにおいてコミュニケーションは必須です。

メンバーのモチベーションも保たなくてはなりません。元々コミュニケーションが得意な方ではないので、どうすればみんなが楽しくいい雰囲気で、いい成果物を作れるかを考えました。そこで、僕はミーティングが終わった後に雑談や軽いゲームをする事でみんなと仲良くなり、明るい雰囲気でワークを進められるようにしました。


2.投資自体の難しさ
僕たちは、村上財団や学園からお金を提供してもらい投資をしています。(※1)
※1 部員は、運用資金として村上財団や学園から提供された20万円をもとに、「東京証券取引所上場銘柄」の株を運用します。運用の結果、最終結果報告月に利益が出た場合は、その利益額はその部員のものになります。一方、損失が出た場合は、その損失額を返す必要はありません。

特別顧問の村上さんは、損を出してもそこから学んでくれればいいと言ってくださっていますが、もちろん利益を出したいので、自分の持てる知識を最大限用いて、どの株を買うかを決めます。その結果利益が出た時は、とてもうれしいです。そして損失を出さなかった事に、安堵します。
ですが簡単に利益を出せるはずもなく、損を出してしまうことの方が多いのが現実です。
投資部は、最終的に学ぶことが目標なので、利益を出せた時も損を出した時もやることは同じで、なぜその結果に繋がったのかを徹底的に調べます。たった一つ違うとすれば、損を出したときは懺悔の気持ちをこめて調べることくらいです。

◆自分の変化・今後について◆
投資部に入部して変わったことは、たくさんあります。
その中で大きく変わったのは、普段の生活の中での物事の見方や捉え方です。
入部前は何か大きなニュースがあっても「へぇ〜」くらいにしか捉えませんでした。投資部に入部してからはこれが大きく変化し、小さいニュースでも、「この会社売り上げに影響が出てくるのではないかな」など常に何かに紐付けて考えるようになりました。
今後はさらに投資や経済、経営に関してどんどん勉強をしていき、最終的には起業しようと考えています。

◆最後に◆
投資部は一般の部活では出来ない経験ができると共に、自分以外の多くの人の意見を吸収できる部活です。
気になった方は投資部の紹介ページをぜひご覧ください!

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