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プロジェクトN通学コース

どんなサイトが外国人観光客に“刺さる”?
オリンピックイヤーに考える「推しスポット」

どんなサイトが外国人観光客に“刺さる”? オリンピックイヤーに考える「推しスポット」

 

※このブログは、心斎橋キャンパスの1年生、大西萌由さんに書いていただきました。

 

課題解決型学習(PBL)「プロジェクトN」では、1月から2月にかけて「外国人向け推しスポットプロジェクト」に取り組みました。

チームに分かれ「Google マップ」と「Google サイト」を使い、日本の推しスポットを紹介するというものです。

 

Google サイトは、初めて使う生徒がほとんどで、使い方に苦戦している様子。そんな手探り状態で取り組みながらも、外国人旅行者の立場になりどのような書き方をすればわかりやすいのか、行ってみたいと思ってもらえるのかを懸命に考えながらサイトを作成しました。さらに英語版のサイトも作らないといけなかったため、英訳にも苦戦しましたが、各チーム協力して課題を完成させました。

 

キャンパス内発表会で選出された作品の中から受賞作品を決める全国中継発表会は、新型コロナウイルスの影響により初のオンライン授業での開催に。

 

先生方はキャンパスから、生徒たちは自分の部屋やこたつの中からなど、約600人が「Zoom」(N高のコミュニケーションツールとして使用しているWeb会議システム)を通して繋がりました。いつもと違う雰囲気に戸惑いもありましたが、まさにN高だからできる授業に期待が膨らみました。

 

私自身は全国中継でプレゼンをするのは初めてで、しかも「Zoom」を通してということで緊張で全身の震えが止まりませんでした。しかし、本番では大きなミスもなく「おもてなし賞」を受賞することができ、本当に頑張って良かったなと思いました。

 

今回は1チーム1〜3人という少人数で行ったため、自ら動いたり企画の提案をしたりと、主体性や企画力が必要な内容でした。それと同時に、サイトの作成方法やデザインといった技術面でも成長できたと思います。

 

同授業内でαクラスでも受賞式がありました。αクラスでは個人で外国人向け推しスポットサイトを作成しました。

 

※プロジェクトNでは、α(アルファ)とβ(ベータ)の2クラスに分かれて授業を行っています。αはインプット型の基礎学習から一人で説得力ある発表ができる生徒へと導く授業構成で、βは難易度を上げ、主体性あるプロジェクトマネジメント力を磨く授業を行っています。βは通学コースで取り入れている「アクティブラーナー(下記注釈)」の生徒が受講しています。

 

※アクティブラーナーとは……N高では、積極的に学ぶ意欲のある生徒がさまざまなことに挑戦し、教養、思考力、実践力を主体的に高めることを支援するためにできた制度で、ALに認定されると火曜日の1、2限と午後の時間割を自身の目標達成のために組み替えることができます。

 

心斎橋キャンパスでは、2名が賞をいただきました。

1人目は池田市の紹介サイトを作成し、そのニッチさとサイトのクオリティの高さが受賞に繋がりました。

 

 

2人目は映画のジブリ作品ファンをターゲットにした観光地紹介サイトを作成。

物語の舞台のモデルとなった観光地などのジブリ関連スポットを紹介し、テーマ設定のユニークさが審査員に好評でした。

 

2作品とも審査員の方から「仕事にできるレベル」「ユーザー視点に立てている」というコメントをいただきました。

今年度最後のプロジェクトの成果物として最高の作品を作ってくれました。

 

来年度もいろいろなプロジェクトに精一杯取り組んでいきたいと思います。

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